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更新日:2017年4月28日

日本遺産に認定されました~300年を紡ぐ絹が織り成す丹後ちりめん回廊~

京都府より国に申請していました、『300年を紡ぐ絹が織り成す丹後ちりめん回廊』が、この度、「日本遺産(Japan Heritage)」に認定されました。

日本遺産ロゴ

 

『300年を紡ぐ絹が織り成す丹後ちりめん回廊』の概要

京都府北部の丹後を訪れると、どこからか聞こえてくるガチャガチャという機織りの音。
丹後は古くから織物の里であり、江戸時代に発祥した絹織物「丹後ちりめん」は、しなやかで染色性に優れ、友禅染などの着物の代表的な生地として、我が国の和装文化を支えてきました。
この地は今も着物の生地の約6割を生産する国内最大の絹織物産地であり、織物の営みが育んだ、住居と機場が一体となった機屋や商家、三角屋根の織物工場の町並みと、民謡宮津節で歌い継がれた天橋立などの象徴的な風景を巡れば、約300年に渡る織物の歴史と文化を体感することができます。

日本遺産(Japan Heritage)の概要

地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産(Japan Heritage)」に認定。ストーリーを語る上で欠かせない魅力ある有形・無形の文化財群を地域が主体となって、総合的に整備・活用し、国内外に戦略的に発信することで、地域の活性化を図ることを目的に、平成27年度に制度化されました。

 京丹後市の構成文化財

番号 文化財の名称
1 絁(あしぎぬ)の碑
2 丹後ちりめん
3 八丁撚糸(はっちょうねんし)機
4 禅定寺(ぜんじょうじ)
5 常立寺(じょうりゅうじ)
6 金刀比羅神社(ことひらじんじゃ)
7 丹後織物工業組合中央加工場
8 足米(あしよね)機業場
9 網野・弥栄の機屋(はたや)の町並み
10 丹後ちりめん小唄
11 京丹後ちりめん祭

 絁(あしぎぬ)の碑
京丹後市弥栄町鳥取(地図)

奈良の正倉院に天平11年(739年)「丹後国竹野郡鳥取郷」と記された絹織物「絁(あしぎぬ)」が保存されていることから、当地に顕彰碑が建立され、先人に感謝し、丹後ちりめんの発展を祈願する顕彰祭が行われる。

(写真)あしぎぬの碑

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 丹後ちりめん

緯糸(よこいと)に強い撚(よ)りをかけた生糸を使い、生地に細かい凸凹状の「シボ」がある織物。しなやかな風合いで、発色性に富むのが特徴。
江戸時代に峰山の絹屋佐平治(きぬやさへいじ)と、加悦谷の手米屋小右衛門(てごめやこえもん)、山本屋佐兵衛(やまもとやさへえ)、木綿屋六右衛門(もめんやろくえもん)が京都西陣から技術を習得し発祥した。

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 八丁撚糸(はっちょうねんし)機

丹後ちりめんの特徴の「シボ」と呼ばれる細かい凸凹を生み出すため、水を注ぎながら糸に撚(よ)りを掛ける機具。

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 禅定寺(ぜんじょうじ)
京丹後市峰山町小西472(地図( 外部サイトへリンク )

丹後ちりめんの創業者の一人、絹屋佐平治が京都の西陣の技術習得を祈願し、佐平治が最初に織ったちりめんとされる「縮(ちぢ)み布」が奉納されている。

(写真)絹屋佐平治が禅定寺に奉納した織り始めのちりめん (写真)禅定寺の外観

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 常立寺(じょうりゅうじ)
京丹後市峰山町吉原(地図( 外部サイトへリンク )

丹後ちりめんの創業者の一人、絹屋佐平治(後に森田治郎兵衛(もりたじろうべえ)と改名)の墓碑があり、現在も同氏の功績をたたえる慰霊祭が行われる。

(写真)常立寺の外観

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 金刀比羅神社(ことひらじんじゃ)
京丹後市峰山町泉(地図( 外部サイトへリンク )

丹後ちりめんの繁栄が財政を支えた峰山藩の藩主、京極(きょうごく)家が創建し、ちりめんの繁栄を背景に、広大な神域や多くの社殿群を有し、華やかな屋台行事が行われる。
境内の糸商人や養蚕(ようさん)家が建立した木島神社(このしまじんじゃ)には、養蚕の大敵であるネズミを退治する狛猫がある。

(写真)金刀比羅神社 (写真)金刀比羅神社の境内にある木島神社
(写真)金刀比羅神社にいる狛猫 (写真)金刀比羅神社の屋台行事

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 丹後織物工業組合中央加工場
京丹後市大宮町河辺(地図( 外部サイトへリンク )

丹後ちりめんは、かつては精練(せいれん)(湯で煮て絹糸の表面のタンパク質(セリシン)を取り除く工程)されず京都の問屋へ出荷されたが、昭和初期に、地元で精練と検査を行う国練(くにねり)検査制度を開始。
現在も本工場で精練・検品を経て、丹後ちりめんとして出荷される。

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 足米(あしよね)機業場
京丹後市網野町島津(地図( 外部サイトへリンク )

網野(京丹後市)にある織物工場で、昭和初期のノコギリ型の三角屋根のある織物工場特有の建物が残る。

(写真)足米(あしよね)機業場の外観(のこぎり型の屋根が特徴)

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 網野・弥栄の機屋(はたや)の町並み

丹後ちりめんの工場の多くは、住宅に小規模な機場を併設して行う家内工業的な形態であり、網野町浅茂川(あさもがわ)や弥栄町和田野地区には、こうした機屋(はたや)が点在している。

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 丹後ちりめん小唄

昭和10年(1935年)に、丹後ちりめんの宣伝のため、新たに作られた唄でお座敷唄としても唄われた。

(写真)丹後ちりめん小唄(赤いちりめんの着物をまとい、踊る子どもたち)

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 京丹後ちりめん祭

約70年に渡り続く、丹後ちりめんによるファッションショーなどの着物の魅力を発信・体感する祭典。

(写真)丹後ちりめん祭(着物をまとい、華麗なダンスを披露する丹後小町踊り子隊)

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関係リンク

お問い合せ先

部署名:商工観光部商工振興課 

電話:0772-69-0440

ファックス:0772-72-2030

Eメール:shokoshinko@city.kyotango.lg.jp

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