新型コロナワクチンQ&A
乳幼児接種に関するよくある質問を追加しました。
本ページと併せて「新型コロナワクチンQ&A」(厚生労働省:外部リンク)もご覧ください。
オミクロン株対応ワクチンに関する質問
質問 | 回答 |
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令和5年春開始接種で用いられているオミクロン株対応2価ワクチンは、現在流行しているXBB系統に対して効果がありますか。 |
米国における研究において、オミクロン株対応2価ワクチンは、XBB系統株に対しても接種後約2か月の間、死亡を60~70%程度予防する効果が持続することが報告されています。 ⇒詳細はこちら(厚生労働省ホームページ) |
オミクロン株対応ワクチンとは、どのようなワクチンですか |
mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンの一つで、従来株に由来する成分と、オミクロン株に由来する成分の両方を含む「2価ワクチン」です。従来のワクチン(従来株のみに由来する成分を含むワクチン)と比較して、オミクロン株に対する重症化・感染・発症予防効果がそれぞれ強いことが期待されています。 ⇒詳細はこちら(厚生労働省ホームページ) |
オミクロン株対応ワクチンの接種にはどのような効果がありますか |
オミクロン株対応ワクチンの接種により、従来のワクチンの接種と比較して、中和抗体価と中和抗体応答率が同等以上であることが確認され、重症化・感染・発症を予防する効果が期待されています。 ⇒詳細はこちら(厚生労働省ホームページ) |
オミクロン株対応ワクチンにはどのような副反応がありますか |
主な副反応として、注射した部分の痛み、頭痛、疲労、発熱等がありますが、現時点で重大な懸念は認められないとされています。 ⇒詳細はこちら(厚生労働省ホームページ) |
オミクロン株対応ワクチンは、インフルエンザワクチンなどほかのワクチンと同時に接種できるのですか |
オミクロン株対応ワクチンは、インフルエンザワクチンとの同時接種が可能です。インフルエンザワクチン以外のワクチンは、オミクロン株対応ワクチンと同時に接種できません。互いに、片方のワクチンを受けてから2週間後に接種できます。 ⇒詳細はこちら(厚生労働省ホームページ) |
オミクロン株対応2価ワクチンの接種が始まってからも、従来ワクチン(1価)による追加接種はできるのですか。 |
現時点では、3回目以降の接種はオミクロン株対応2価ワクチンをおすすめしていますが、何らかの理由でそれ以外での接種を希望される12歳以上の方には、武田社ワクチン(ノババックス)を接種していただけます。 ⇒詳細はこちら(厚生労働省ホームページ) |
乳幼児接種(生後6か月~4歳)に関する質問
質問 | 回答 |
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接種する量や回数、接種間隔は、成人や小児(5~11歳)と同じですか |
生後6か月~4歳で接種する有効成分の1回あたりの量は、5~11歳で接種する量の30%、12歳以上で接種する量の10%になります。接種回数は他の年代と異なり3回で1セットです。 ⇒詳細はこちら(厚生労働省ホームページ) |
乳幼児の接種にはどのような副反応がありますか |
接種部位の痛みや疲労、発熱、頭痛等、様々な症状が確認されていますが、ほとんどが軽度または中等度であり回復していること、現時点で得られている情報からは、安全性に重大な懸念は認められていないと判断されています。 ⇒詳細はこちら(厚生労働省ホームページ) |
乳幼児(生後6か月~4歳)がワクチン接種後に発熱しました。対応は小児(5~11歳)や成人の場合と同じでよいのでしょうか。 |
小児、成人の場合と同様です。ワクチン接種後の発熱に対しては、京都府コロナワクチン副反応相談センター(075-414-5490)や、かかりつけ医にご相談ください。 ⇒詳細はこちら(厚生労働省ホームページ) |
接種時に必要なものはありますか |
保護者の同伴が必要となります。また、接種履歴は母子健康手帳で管理しているため、母子健康手帳の持参をお願いします ⇒詳細はこちら(厚生労働省ホームページ) |
乳幼児の接種に向けて、保護者が気を付けることはありますか |
ワクチン接種後数日以内は、様々な症状に注意しながら過ごす必要があります。また、ワクチンの効果は100%ではないことから、手指の消毒等、効果的な感染対策の継続をお願いします。幼稚園や保育園等では、接種を受けるまたは受けないことによって、差別やいじめなどが起きることのないようお願いします。 ⇒詳細はこちら(厚生労働省ホームページ) |
小児接種(5~11歳)に関する質問
質問 | 回答 |
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なぜ、小児(5~11歳)の追加(3回目)接種が必要なのですか。 |
オミクロン株の流行下で小児の重症者数が増加傾向にあること、初回(1回目・2回目)接種による発症予防効果が時間の経過とともに低下することから、小児への3回目接種が推奨されています。 ⇒詳細はこちら(厚生労働省ホームページ) |
なぜ、小児(5~11歳)の接種が必要なのですか。 |
小児においても中等症や重症例が確認されており、特に基礎疾患を有する等、重症化するリスクが高い小児には接種の機会を提供することが望ましいとされています。また、今後様々な変異株が流行することも想定されるため、小児を対象にワクチン接種を進めることとされました。 ⇒詳細はこちら(厚生労働省ホームページ) |
接種する量や回数は成人と同じですか。 |
5~11歳で接種する有効成分の量は、12歳以上で接種する量の3分の1になります。接種回数は12歳以上と同様、3週間の間隔で2回接種します。 ⇒詳細はこちら(厚生労働省ホームページ) |
小児(5~11歳)の接種にはどのような副反応がありますか。 |
12歳以上の方と同様、接種部位の痛みや倦怠感、頭痛、発熱等、様々な症状が確認されていますが、殆どが軽度または中等度であり回復していること、現時点で得られている情報からは、安全性に重大な懸念は認められていないと判断されています。 ⇒詳細はこちら(厚生労働省ホームページ) |
1回目の接種後、2回目の接種前に12歳の誕生日がきました。どうしたらよいでしょうか。 |
11歳以下と12歳以上では、接種するワクチンの種類も量も異なります。2回目も1回目と同じ5~11歳用のワクチンを接種します。 ⇒詳細はこちら(厚生労働省ホームページ) |
小児(5~11歳)の接種に向けて、保護者が気を付けることはありますか。 |
ワクチン接種後数日以内は、接種部位の痛みや倦怠感、頭痛、発熱等の症状がみられることが多いため、このような症状に注意しながら過ごす必要があります。また、海外では、ごく稀ですが、接種後に軽症の心筋炎を発症した例が報告されています。接種後4日程度の間に、胸の痛みや動悸、息切れ、むくみなどの症状がみられた場合は、速やかに医療機関を受診し、ワクチンを接種したことを伝えてください。 ⇒詳細はこちら(厚生労働省ホームページ) |
基礎疾患があっても接種して大丈夫でしょうか。 |
基礎疾患がある子どもなど、特に重症化リスクの高い方には接種をお勧めしています。主治医とよく相談しながら、接種をご検討ください。 ⇒詳細はこちら(厚生労働省ホームページ) |
誤情報にご注意ください
現在、新型コロナウイルス感染症のワクチンに関する誤情報が様々な媒体で流れています。
情報の発信源が特定できないものや、厚生労働省が正式に認めていない情報については、まず疑いましょう。
また、情報に出典がついているか、出典先に科学的な根拠が示されているかどうかも確認しましょう。
そして、怪しいと思った情報は、安易に次の人に渡さないようにしてください。
よく出回る誤情報
質問 | 回答 |
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ワクチンを接種することで不妊になるというのは本当ですか。 |
ワクチンが原因で不妊になるという科学的な根拠はありません。ワクチン接種により流産率は上がっておらず、妊娠しにくくなるという根拠も確認されていません。 ⇒詳細はこちら(厚生労働省ホームページ) |
ワクチン接種により不正性器出血(不正出血)や月経不順が起こるのは本当ですか。 |
mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンが直接的に不正性器出血(不正出血)や月経不順を起こすことはありません。 ⇒詳細はこちら(厚生労働省ホームページ) |
新型コロナワクチンの接種が原因で多くの方が亡くなっているというのは本当ですか。 |
「ワクチンを接種した後に亡くなった」ということは、必ずしも「ワクチンが原因で亡くなった」ということではありません。接種後の死亡事例は報告されていますが、現時点で、引き続きワクチンの接種体制に影響を与える重大な懸念は認められないとされています。 ⇒詳細はこちら(厚生労働省ホームページ) |
新型コロナワクチンの臨床試験(治験)が終わっていないというのは本当ですか。 |
新型コロナワクチンは、臨床試験(第3相試験)で、有効性と安全性に関して厳格な評価が行われた後に承認されています。その上で、効果の持続性等を確認するために、臨床試験の一部が継続されています。 ⇒詳細はこちら(厚生労働省ホームページ) |
mRNAワクチンはワクチンとして遺伝情報を人体に投与するということで、将来の身体への異変や将来持つ予定の子どもへの影響を懸念しています。 |
mRNAワクチンで注射するmRNAは短期間で分解されていきます。人の遺伝情報(DNA)に組みこまれるものではありません。 |
よくある質問
質問 | 回答 |
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ワクチン接種後、生活上で注意することはありますか。 |
ワクチンを接種した後は、接種部位の痛みが出たり、倦怠感、発熱、頭痛や関節痛などが生じることがあります。このような症状が出たときのために、できるだけ接種当日や翌日に無理をしないですむように予定を立てておくとよいでしょう。これらの症状は、たいてい数日以内で軽快することが分かっています。 ワクチンを受けた当日は、激しい運動や過度の飲酒などは控えましょう。接種部位については、清潔に保つよう心がけてください。 ⇒詳細はこちら(厚生労働省ホームページ) |
接種済証に貼られたワクチンのシールで、「最終有効年月日」が接種日より前の日付になっていますが問題ないですか。 |
ワクチンの有効期間は、一定期間保存した後の品質に関するデータに基づき、薬事上の手続きを経て設定されるため、一度設定した後でも延長されることがあり、タイミングによっては印字の有効期限より、実際には長く接種できる場合があります。 ⇒詳細はこちら(厚生労働省ホームページ) |
新型コロナウイルスに感染したことのある人は、ワクチンを接種することはできますか。 |
これまでに接種した新型コロナワクチンの接種回数及び種類にかかわらず、新型コロナウイルスに感染した方もワクチンを接種することができます。 ⇒詳細はこちら(厚生労働省ホームページ) |
新型コロナワクチンにはどのような効果がありますか。 |
日本で接種が行われている新型コロナワクチンは、新型コロナウイルス感染症の発症を予防する高い効果があり、また、感染や重症化を予防する効果も確認されています。時間の経過とともに感染予防効果や発症予防効果が徐々に低下する可能性はありますが、重症化予防効果は比較的高く保たれていると報告されています。 ⇒詳細はこちら(厚生労働省ホームページ) |
これまでに認められている副反応にはどのようなものがありますか。 |
注射した部分の痛み、疲労、頭痛、筋肉や関節の痛み等がみられることがあります。稀な頻度でアナフィラキシー(急性のアレルギー反応)が発生します。 ⇒詳細はこちら(厚生労働省ホームページ) |
アナフィラキシーではどのような症状が出ますか。治療法はありますか。 |
皮膚症状、消化器症状、呼吸器症状が急に起こり、血圧低下や意識レベルの低下を伴う場合もあります。薬の注射などで治療します。 ⇒詳細はこちら(厚生労働省ホームページ) |
ワクチンを接種すると心筋炎や心膜炎になる人がいるというのは本当ですか。 |
新型コロナワクチン接種後、頻度としてはごく稀ですが、心筋炎や心膜炎になったという報告がなされています。軽症の場合が多く、心筋炎や心膜炎のリスクがあるとしても、ワクチン接種のメリットの方が大きいと考えられています。 ⇒詳細はこちら(厚生労働省ホームページ) |
ワクチンを接種することができないのはどのような人ですか。 |
一般に、以下の方は、ワクチンを接種することができません。ご自身が当てはまると思われる方は、ワクチンを接種しても良いか、かかりつけ医にご相談ください。
⇒詳細はこちら(厚生労働省ホームページ) |
私は妊娠中・授乳中・妊娠を計画中ですが、ワクチンを接種することができますか。 |
妊娠中、授乳中、妊娠を計画中の方も、ワクチンの接種勧奨の対象としており、妊娠中の時期を問わず接種をお勧めしています。 ⇒詳細はこちら(厚生労働省ホームページ) |
ワクチンを受けた後に熱が出たら、どうすればよいですか。 |
ワクチンによる発熱は接種後1~2日以内に起こることが多く、水分を十分に摂取し、必要な場合は解熱鎮痛剤を服用するなどして、様子をみていただくことになります。 ⇒詳細はこちら(厚生労働省ホームページ) |
接種手続きに関する質問
質問 | 回答 |
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ワクチンを接種するにはどうすればよいですか。 |
ワクチンを接種するには事前の予約(Webまたは電話)が必要です。
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接種券がなくてもワクチン接種ができますか。 |
接種を受けるには接種券が必要です。紛失した方はこちらのページから再発行の手続きを行ってください。 |
ワクチン接種後に副反応と思われる症状が出て心配です。 |
まずはかかりつけ医に相談してください。 ワクチン接種をした医療機関に連絡がつかない場合は、京都府コロナワクチン副反応相談センターへ連絡してください。 電話番号:075-414-5490(受付時間:9:00~18:00) |
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更新日:2023年04月03日