消防団活動ブログ 令和7年(2025年)
本格的な出水期を前に水防訓練を実施!
6月15日(日曜日)、網野町掛津の山川産業株式会社掛津事業所採掘場にて、京丹後市消防団水防訓練を実施しました。
本訓練には消防団員約250名が参加し、峰山消防署員による実技指導のもと、水防工法の基本を学びました。土のう作成や改良積土のう工法といった実践的な訓練を通じて、各団員が災害現場での即応力や連携力の向上を図る貴重な機会となりました。
土のう作成の際には、団員同士が結び方などを教え合う姿も見られ、互いに学び合う良い雰囲気が印象的でした。
また、今回の訓練実施にあたり、会場をご提供いただいた山川産業株式会社掛津事業所様には、日頃より本市消防行政に多大なるご理解とご協力を賜っております。同社は「消防団協力事業所」としても認定させていただいており、地域の防災力向上に多大な貢献をいただいております。この場をお借りして、改めて深く感謝申し上げます。
今後も、地域の安全・安心を守るため、消防団一丸となって活動に取り組んでまいります。
消防団協力事業所表示証を交付!
京丹後市では、事業所に勤務する従業員等が消防団へ入団しやすく、また活動に参加しやすい環境を整えることで、地域の消防・防災力のさらなる充実・強化を図ることを目的に、「消防団協力事業所表示制度」を運用しています。
本制度では、京丹後市消防団に対し積極的にご協力いただいている事業所に「消防団協力事業所表示証」を交付し、その社会貢献についてホームページなどで広く公表しています。
この制度は、消防団員の入団促進や活動環境の整備に資するだけでなく、協力事業所の社会的信頼やイメージ向上にもつながるものであり、地域全体の消防・防災体制のさらなる強化が期待されています。
このたび、「山川産業株式会社 掛津事業所(京丹後市網野町掛津)」を新たに消防団協力事業所として認定し、表示証を交付いたしました。
山川産業株式会社様には、これまでも消防団活動や訓練への深いご理解と温かいご支援を賜っており、消防車庫用地の無償提供や、訓練時の敷地提供など、地域防災力の向上に多大なご貢献をいただいております。
今後も京丹後市では、地域全体で消防団活動を支える体制づくりに取り組み、安全・安心なまちづくりを推進してまいります。
2025年6月10日
【女性消防隊】消火訓練を実施!
6月3日(火曜日)、消防本部峰山消防署にて、京丹後市消防団女性消防隊の「消火訓練」を実施しました。
女性消防隊は災害現場での消火活動などは行いません。しかし、万が一火災に遭遇した場合、速やかな初期消火が重要となります。
今回の訓練では、消火器や消火栓の取り扱いについて訓練を行い、実際にホースを展張し、放水を行うことができました。
団員必須訓練を実施しました!
5月26日(月曜日)と5月28日(水曜日)の2日間、3方面隊ずつに分かれて「団員必須訓練」を実施しました。
この訓練は、新入団員や経験の浅い団員を対象に、消防活動に必要な基礎技術や安全管理の基本を身につけることを目的としています。
今回は、これまでに実施された幹部教養訓練の内容を踏まえ、部長・班長クラスの団員が指導員のサポート役を務め、所属団員に対して丁寧な指導を行いました。ホースの延長や筒先の取り扱い、隊員同士の連携動作など、実際の現場を想定した実技訓練を中心に実施され、参加団員たちは緊張感を持ちつつも真剣な表情で取り組んでいました。
訓練を通して、基礎技術の習得だけでなく、現場での安全確認の重要性や連携の大切さについても理解を深めることができました。
今回得た学びを今後の活動にしっかりと活かし、地域の安全・安心を守る一員としての自覚と責任を持って団活動に取り組んでまいります。
消防団車両のポンプ点検を実施しました!
今年も5月の週末を活用し、専門業者による消防団車両(ポンプ車・小型ポンプ積載車)のポンプ点検を実施しました。
この点検は、火災発生時に円滑かつ確実に消火活動を行うため、ポンプの動作確認と整備状況のチェックを目的として、毎年この時期に実施しているものです。
点検では、実際に水を出しての動作確認を行い、業者の方からポンプの操作手順や日頃のメンテナンスに関するアドバイスもいただくなど、大変有意義な時間となりました。
消防団では今後も、こうした点検や訓練を通じて装備の適正な維持管理に努め、万が一の事態にも迅速に対応できるよう準備を進めてまいります。
幹部教養訓練【第2弾】を実施しました!
5月14日(水曜日)、15日(木曜日)の2日間、幹部教養訓練の第2弾を実施しました。今回の訓練は、部長・班長階級の団員を対象に、基本技術の再確認と現場対応力の向上を目的として行われました。
訓練では、ホース延長や筒先移動要領、ホースラインの整理方法などを中心に、繰り返し実技に取り組み、参加者の皆さんは熱心に訓練に励まれていました。
また、前回に引き続き指導にあたった指導員も、回を重ねるごとに指導技術が向上し、自信を持って教える姿が印象的でした。指導する側も学び続ける姿勢が、訓練の質をより一層高めています。
次回実施予定の「団員必須訓練」では、今回の訓練を受けた部長・班長の皆さんにも、指導役としてご協力いただく予定です。皆さんの豊富な経験と確かな知識を、次世代の団員へとしっかりと継承していきましょう!
【女性消防隊】規律訓練を実施!
京丹後市消防団の女性消防隊は現在11名で活動しています。毎月の定例会をはじめ、市内の様々なイベントにも参加し、防火啓発活動に力を入れています。
本日は、消防団員としての基本を身につけるための「規律訓練」を実施しました。整列や敬礼などの基本動作を繰り返し確認し、団員一人ひとりの意識を高める貴重な時間となりました。
今回はお子さんを連れて参加された団員もおり、和やかな雰囲気の中で訓練を行うことができました。女性消防隊では、子ども連れでの参加も大歓迎です。
今後も地域の皆さんに防火の大切さを伝えるため、より分かりやすく、親しみやすい啓発活動を続けてまいります。
京都府消防協会京丹後市支部定期役員総会および意見交換会を開催!
5月9日(金曜日)、セントラーレ・ホテル京丹後にて、令和7年度定期役員総会を開催しました。
総会では、令和6年度の事業報告および決算報告、令和7年度の事業計画および予算案について審議が行われ、いずれも承認・可決されました。
総会終了後には、中山京丹後市長をはじめ、塩見丹後広域振興局長、小林京丹後警察署長、飛田京丹後警察副署長にご臨席いただき、意見交換会を開催しました。
意見交換会では、ご来賓の皆様と支部役員が和やかな雰囲気の中で交流し、日頃の訓練や出動時のエピソードなど、さまざまな話題で盛り上がり、親睦を深めることができました。
京都府消防協会京丹後市支部では、今後も地域に貢献できる活動に積極的に取り組んでまいります。
幹部教養訓練を実施!
4月23日(水曜日)、弥栄総合運動公園で「幹部教養訓練」が実施されました。
この訓練は、消防資器材の基本操作を正確かつ迅速に行う技術の習得のため実施されたものです。
指導員による説明を受けた後、各方面隊ごとにホース延長などの実技訓練を行い、基本操作、活動上の安全管理について再確認を行いました。
今後予定されている、「幹部教養訓練」や経験の浅い団員を対象とした「団員必須訓練」では、再確認した内容を基に指導を行い、火災現場での効率的な消火活動や事故防止につなげていきます。
火の用心!特別夜警を実施
3月下旬から、市内では建物火災や焚き火・野焼きの拡大による火災が多く発生しています。
この深刻な状況を受け、京丹後市消防団では4月13日(日曜日)~19日(土曜日)までの1週間、特別夜警を実施します。
火災は、ほんの一瞬で「命」や「暮らし」を奪う危険な災害です。
- 火の取り扱いには十分ご注意ください!
- 風の強い日は、野焼きや焚き火は避けましょう!
- 野焼きや焚き火を行う際は、水バケツなどを準備し、完全に消えるまでその場を離れないようにしましょう!
- ご家庭でも、火気点検を忘れずに行いましょう!
市民の皆さま、一人ひとりの「火の用心」が地域を守ります。
ご理解とご協力をよろしくお願いします!
令和7年度 指導員訓練スタート!
4月,5月に実施する「幹部教養訓練」と「団員必須訓練」に向けて、指導員訓練が始まりました!
消防資器材の基本操作を正確かつ迅速に行う技術を習得し、現場での対応力を高めることを目的としています。
安全管理にも重点を置きながら、指導員として団員に分かりやすく伝える力の向上を目指して訓練に取り組んでいます!
消防功労に対する表彰を受章されました!
長年の消防団活動におけるご尽力に対し、令和6年度の消防功労者として、本市消防団から以下のみなさんが受章されました。
【消防庁勤続功労章】
永年勤続功労章 吉崎 伸治(弥栄方面隊長) ※「崎」は「大」→「立」
【日本消防協会長表彰】
功績章 岡崎 浩和(丹後方面隊長) ※「崎」は「大」→「立」
袖長 照美(女性消防隊)
精績章 瀬 義明(大宮副方面隊長)
西村 智行(網野副方面隊長)
元道 慎弥(丹後副方面隊長)
木村 亮(久美浜副方面隊長)
勤続章 長門 弘之(副団長)
大江 聡(峰山方面隊)
上田 邦男 井浪 弘雅 岡田 政彦 横田 貴志(大宮方面隊)
和田 圭吾 畑中 一則 秋尾 幸治郎(丹後方面隊)
内垣 吉博(久美浜方面隊)
春の火災予防運動を実施しました!
3月1日から3月7日の期間、春の全国火災予防運動が行われました。
空気の乾燥や強風などによる火災が多いこの季節に合わせ、消防団による火災予防啓発や防火訪問、消火技能向上を目指した訓練など、様々な行事が行われました。
令和7年に入ってから火災発生ゼロが続いています。火災のない明るい京丹後にするため、市民の皆様も、今一度『火の用心』をお願いします!
【女性消防隊】募集リーフレットを作りました!
地域の安全・安心を守るために活躍する女性消防隊が、新しい仲間を募集しています!
「私たち女性消防隊のことをもっと知ってほしい!」
そんな想いから、メンバー手作りの募集リーフレットが完成しました。
原案作成からデザイン、レイアウトまで、メンバーみんなで意見を出し合い、想いのこもったリーフレットに仕上がりました。
このリーフレットは、3月1日から始まった春の火災予防運動の店頭広報で配布を行っています。また、市内全域の隣組でも回覧されます。※3月10日分
「消防隊の活動って難しそう…」
「私にもできるのかな?」
そんな不安をお持ちの方も、まずはリーフレットを手に取ってみてください。
地域のために、私たちと一緒に活動してみませんか?
少しでも興味を持たれた方は、ぜひお気軽にお問い合わせください!
【お問い合わせ】
消防本部総務課:0772-62-8119
消防団非常招集訓練を実施!~春の火災予防運動~
市消防団各方面隊において、春の火災予防運動に伴う非常招集訓練を実施しました!
大宮方面隊では、春先は空気が乾燥し強風が吹くことが多いため、野焼きの延焼拡大や山火事が発生しやすいことを踏まえ、峰山消防署と合同で林野火災を想定した訓練を行いました。
訓練では、消防団員一人ひとりが火災発生時の初動対応や器具の操作など、消火活動の要領を確認するとともに、放水(中継)体系について方面隊内で共通認識を深めました。
また今回は、現場指揮本部の活動要領にも重点を置き、指揮命令系統の確認や指揮図板の作成に取り組むとともに、消防署との連携強化を図りました。
地域の安全・安心を守るため、今後も実践的な訓練を重ね、防災力の向上に努めてまいります。
2025年3月2日
「消防団応援の店」のPR動画がケーブルテレビで放送されます!
このたび、地域防災の要である消防団を地域全体で応援することを目的とした「京丹後市消防団応援の店」の魅力をより多くの方に知っていただくため、PR動画を制作しました。
3月1日(土曜日)より、京丹後おしらせ便(朝6時30分~、夜9時30分~)の中で約5分間、放映されます。
動画の収録では、制度の説明に加え、実際に消防団応援の店にご登録いただいている店舗にもインタビューさせていただき、消防団とのつながりや消防団への応援メッセージなど、普段なかなか聞くことのできないお話を伺うことができました。
このPR動画を通して、より多くの方に制度の内容を知っていただき、新規登録店舗の拡充や、消防団員のみなさんのさらなる利用促進に繋がることを期待しています。
ぜひご覧ください!
※画像6枚(C)全関西ケーブルテレビジョン。画像の転載は禁止です
令和6年度(春季)消防連絡会を開催しました!
令和7年2月19日(水曜日)、消防本部において、令和6年度(春季)京丹後市消防連絡会が開催されました。
連絡会では、令和6年の災害発生状況や、来月実施される春の火災予防運動の行事計画について情報共有を行いました。また、令和7年に入り、「火災ゼロ」の状況が続いており、消防団と消防本部は引き続き協力し、さらに「火災ゼロ」を継続できるよう、火災予防啓発活動に力を入れていくことを確認しました。
さて、この消防連絡会は、消防団と消防本部の緊密な連絡調整を図り、消防業務の円滑な運営に資することを目的として、平成16年4月1日に発足いたしました。それ以来、年2回の連絡会を開催し、消防団と消防本部の間で情報を共有し、協力関係を築いてまいりました。
この20年間の活動を通じて、目的である消防団と消防本部の連携強化は一定の成果を上げることができました。そのため、20年を一つの節目として、今回の連絡会をもって本会を解散することとなりました。
解散後も、消防業務における連携強化は引き続き行われます。今後は、従来の連絡会という形にこだわらず、新たな形での連携を図りながら、京丹後市の安全・安心を守るため、消防団と消防本部が協力してまいる所存です。これからも、さらなる連携強化に取り組み、地域の防災活動を一層充実させてまいります。
消防団車両2台の更新に伴う車両配備式を開催!
令和6年度の消防団車両更新事業により、峰山第5分団第1部(峰山町丹波)に多機能型消防ポンプ自動車が、網野第2分団第1部(網野町網野北大路)には多機能型小型動力ポンプ付積載車が配備されました。
車両配備式では、中山市長よりご挨拶をいただき、川浪団長からは、団員の士気高まる訓示がありました。
配備式終了後、業者による車両および搭載資機材の取扱説明が行われ、団員一同、最新の機能を備えた車両を目の当たりにし、改めて地域の安全・安心への思いを新たにしました。
また、今回引退した2台の車両は、峰山第5分団第1部のポンプ車が27年間、網野第2分団第1部の積載車が24年間にわたり、団員とともに地域のために貢献してきました。
長年の活躍に心から感謝します。ありがとうございました。そして、お疲れ様でした!
2025年2月16日
令和6年度京都府消防定例表彰式に参加!
消防に関して功労のあった消防吏員、消防団員及び優秀な消防機関等を表彰する京都府消防定例表彰式が府立京都学・歴彩館で行われ、主催者として川浪団長(府消防協会副会長)が、受章者として田村方面隊長(峰山)をはじめ4名が参加しました。
本市消防団からは、田村方面隊長(峰山)が「京都府知事表彰功労章」、橋田方面隊長(大宮)および吉岡方面隊長(網野)が「京都府知事表彰永年勤続功労章」、中西副分団長をはじめ18名の方が「京都府知事表彰精励章」を受章されました。
受章されました皆様、おめでとうございます。
京都府知事表彰 功労章(1名)
田村浩功 方面隊長(峰山)
京都府知事表彰 永年勤続功労章(2名)
橋田広道 方面隊長(大宮)
吉岡和範 方面隊長(網野)
京都府知事表彰 精励章(18名)
中西祐貴 副分団長(峰山) 渡部友一 部長(峰山)
今西利成 部長(峰山) 高坂昌孝 団員(大宮)
川口悟史 団員(大宮) 糸井 潤 班長(大宮)
奥村茂久 部長(網野) 糸井良太郎 部長(網野)
齊藤孝次郎 部長(網野) 小石原範幸 部長(網野)
山岡 進 部長(丹後) 大下泰弘 部長(丹後)
中江間人 部長(丹後) 田家伸一 団員(弥栄)
吉岡昌浩 団員(弥栄) 河本敦士 団員(久美浜)
足達雄介 団員(久美浜) 黒田大輔 団員(久美浜)
~大切な文化財を守る~ 消防団が火災想定訓練を実施!
昭和24年1月26日に法隆寺金堂が炎上し、仏教絵画の代表作品ともいえる壁画が焼損したことから、毎年1月26日を「文化財防火デー」と定め、全国で貴重な文化財を守るための取り組みが続けられています。
本市でも、毎年1月23日から29日までを「文化財防火運動」として、期間中、寺社や文化財施設に対して、立入検査や防火対策の点検などを実施しています。
市消防団では、各方面隊が寺社などでの火災を想定した訓練を実施しました。(※)
網野方面隊では、網野町島津の蓮華寺において、寺社関係者や地区の方々と共に、通報から初期消火、非常持出品の搬出まで、有事の際の連携や対応を確認しました。
方面隊としても、水利部署の位置やホースライン設定、現場指揮、伝令要領などの確認を行い、とても有意義な訓練となりました。
私たちの大切な文化財を守るため、市民の皆様のご理解とご協力をお願いします。
(※)弥栄方面隊は2月2日に実施。
2025年1月26日
~令和7年京丹後市消防出初式を開催~
1月12日、丹後文化会館で新春恒例の消防出初式を開催しました。雪模様が続く中、この日は晴天に恵まれ、職員や消防団員を含む約480人が出席し、防火・防災の決意を新たにしました。
式典では、優良消防団員165人の表彰や来賓による祝辞が行われ、中山市長は「消防、行政、市民が一体となり、安全・安心なまちづくりをさらに進めていきたい」と述べました。廣野消防長も「安全で安心な京丹後市を目指し、さらなる努力を重ねる」と訓示し、川浪消防団長は「市民の生命や財産を守る使命を果たすため、組織力を強化し進化を続ける年にする」と決意を語りました。
式典後には、多くの市民が沿道で見守る中、消防職員や消防団員、消防車両15台の市中行進と、消防車両6台による一斉放水が行われました。
- この記事に関するお問い合わせ先
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京丹後市消防本部 峰山消防署
〒627-0011
京都府京丹後市峰山町丹波826番地の1
電話番号:0772-62-0119(代表) ファックス:0772-62-6119
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更新日:2025年06月16日