ドクターヘリ

ドクターヘリとは、医師、看護師がヘリに搭乗し、救急現場にいち早く駆けつけることで、救命率の向上と患者さんの後遺症の軽減を図ることを最大の目的として運航されるヘリコプターをいいます。

運航範囲は、原則として、豊岡病院から半径50キロメートル圏内で、京丹後市内全域をカバー。出動要請から約15分で本市内に到着することができます。出動待機時間は、毎日朝8時30分から日没30分前までです。

出動要請は、119番通報の受信または救急隊員が到着した時点で、傷病者の状態に応じて市消防本部が行います。ヘリに搭乗する医師らは、医療機関と連絡を 取りながら現場に駆けつけ、傷病者の応急処置を行います。患者は豊岡病院や府立医科大学附属北部医療センター（与謝野町）などの医療機関に搬送されます。

搬送費用に対する患者の負担はありませんが、救急現場などでの治療に伴う医療費など保険診療にかかる費用は自己負担となります。

ドクターヘリのランデブーポイントとは、ドクターヘリが離着陸する場所で、救急車で搬送された患者さんをドクターヘリ搭乗の医師に引き渡す場所をいいます。

京丹後市内にも48箇所のランデブーポイントが指定してあります。大切な命を救うため、ドクターヘリの離着陸に際し、ご理解、ご協力をお願いします。