令和5年 フォトブログ
緊急消防援助隊が石川県から帰署・中山市長に報告
~壊滅的な被災地での活動~
1月12日(金曜日)令和6年能登半島地震で甚大な被害を受けた石川県に、緊急消防援助隊京都府大隊第二次派遣隊として派遣された京丹後市消防本部の隊員が、中山市長に現地での活動を報告しました。
派遣隊員は、1月4日(木曜日)に京丹後市を出発、石川県珠洲市に到着後は、家屋の倒壊、道路の寸断、停電、断水など壊滅的な被害を受けた地域で、主に震災による負傷者等の救急搬送を行いました。
市消防本部からの被災地派遣は続いており、1月14日(日曜日)まで第四次派遣隊が珠洲市で活動。今後も隊員の派遣を継続する予定です。
久美浜分署の指令広報車を更新
消防本部は12月27日、整備から23年が経過し老朽化した峰山消防署久美浜分署の指令広報車を更新し、運用を開始しました。
車両は、貨物スペースを広く確保するためバンタイプを採用し、多くの資機材を搬送可能となり、災害対応の迅速化が図られることが期待されます。
また、火災予防メッセージを標準装備した電子サイレンアンプを搭載しており、市民の皆様に火災予防の重要性を啓発し、火災被害の防止につなげていきます。
年末特別火災予防運動/年末警戒を実施!
本格的な冬を迎え、暖房器具など火気を使用する機会が多くなり、火災が発生しやすい時期となりました。また、年の瀬の慌ただしさから、火に対する警戒心もついつい緩みがちになります。
消防本部と消防団では、市民のみなさまに今一度、職場やご家庭で「火の用心」への意識を高めていただき、火災のない年末を過ごしていただくため、「年末特別火災予防運動/年末警戒」として街頭での防火広報や車両による巡回パトロールを行い、火災予防を呼びかけます。
住宅防火における「いのちを守る10のポイント」を実践し、1年を「火の用心」で締めくくりましょう!!
◎年末特別火災予防運動(消防本部)令和5年12月20日(水曜日)~31日(日曜日)
◎年末警戒(消防団)令和5年12月28日(木曜日)・29日(金曜日)20時~22時
危険物移動タンク貯蔵所に対する街頭検査を実施!
そのため、移動タンク貯蔵所等による事故の未然防止と危険物取扱者の遵法意識の高揚を図り、より一層の安全確保の徹底を図ることが重要となります。
令和5年度京都府消防職員意見発表会に出場!
防火図画入選者の表彰式
市消防本部では、秋の全国火災予防運動にあわせ市内の小学4年生を対象に防火図画を募集し、27回目となる今年は、市内12小学校から228点の作品が寄せられました。
厳正な審査により、寄せられた作品の中から特選1点、入選3点、佳作6点を選出し、見事「特選」に輝いた島津小学校4年の松尾 咲陽(まつお さくや)さんに10月30日(水曜日)、廣野克巳消防長が同校を訪問し表彰状を贈呈するとともに、その栄誉を称えました。
消防本部では特選作品をもとに火災予防運動ポスターを制作し、完成したポスターを市内の事業所や学校などに配布して、市民に対し広く「火災予防」を呼びかけてまいります。
「救命のリレー」安全・安心なまちづくり ~救マーク認定証交付式を開催~
令和5年9月8日(金曜日)、救急医療週間(9月4日~10日)にあわせて、上級救命講習の修了者が常駐し、救急事故に速やかに対応できる「救マーク認定事業所」の認定交付式を行いました。
「救マーク認定事業所」とは、ショッピングセンターや宿泊施設など、多数の市民や観光客などが利用する事業所に、上級救命講習を修了した従業員が営業時間中に1名以上常駐し、施設内での救急事故に対する「救急活動計画書」に則って、救急車が現場に到着するまでの間、適切な応急手当を行うことで救命率の向上につなげることを目的とした制度です。
今年度、新規事業所として認定される1事業所の関係者に対し、廣野消防長から「認定証」と「救マークプレート」の交付が行われ、既に交付済みの事業所とあわせて、市内の認定事業所は103事業所となります。
救マーク認定事業所では、これまで円滑な救急活動へのご協力の他、そばに居合わせた人(バイスタンダー)による適切な応急手当により、心肺停止の状態から社会復帰を果たされるなどの奏功例があります。
市消防本部では、今後も積極的にこの制度の普及に努め、より多くの事業所の認定を目指し、さらなる応急手当の普及・啓発とともに救命のリレーの強化で、安全・安心なまちづくりに努めてまいります。
京都府消防救助選抜会に出場!
6月27日(火曜日)、京都市消防活動総合センターで京都府消防救助選抜会が開催され、京丹後市消防本部からは「ロープ応用登はん」「はしご登はん」「ほふく救出」の3種目に出場しました。
全国大会への出場は叶いませんでしたが、それぞれが掲げた目標にチャレンジすることができ、一定の成果を収めることができました。
この訓練で培った知識や技術を、市民の安全・安心のため今後の業務に活かしていきます。
海の事故に備え訓練を実施
京丹後市には、海水浴客や釣り客など一年を通して海のレジャーを楽しむために多くの来訪がありますが、毎年のように発生する水難事故に対応するため消防本部では、水難救助隊を編成しています。
5月18日、19日に海水浴場で行われた訓練では、装備や資器材の点検ののち基礎訓練を実施しました。
また、安全確実な活動を行うため、ダイバー班とボート班の連携活動を確認しました。
起きて欲しくない海での事故ですが、「もしも、万が一」に備え消防本部では訓練を重ね技術の向上に取り組んでいきます。
令和5年度 署内消防救助選抜会を実施
消防本部では5月22日(月曜日)、京都府消防救助選抜会への出場隊員を選ぶため、峰山消防署の選考会を行いました。
選考会では、「ロープ応用とはん」「はしご登はん」「ほふく救助」「引揚救助」の4種目に分かれて行い、21人の隊員が日頃の訓練の成果を発揮しました。
選考の結果選ばれた隊員は、さらに技術を磨き6月27日(火曜日)に京都市消防活動総合センターで開催される京都府消防救助選抜会に出場します。
令和5年 山火事予防運動 実施中!
市消防本部では、空気が乾燥し火災が起こりやすいこの時期に、農地の畦焼きやたき火の不始末などによる火災を防ぐため、山火事予防運動(※4月9日まで)を実施しています。
屋外で火を取り扱うときは、次のことに十分注意しましょう!
1.枯れ草や枯れ木の近くでは、たき火をしない
2.たき火など火を取り扱うときはその場を離れず、終わったら完全に消火する
3.風が強いときや空気が乾燥しているときは、たき火や火入れをしない
4.たばこは指定された場所で喫煙し、吸い殻は確実に消すとともにポイ捨てしない
5.火遊びはしない、させない
6.たき火を行うときは、消防署へ届出を行い、必要な消火器具を準備する
【統一標語】
『火の確認 山を愛する あなたのマナー』
令和4年度職員研修会を実施!
令和4年度中に発生した災害での活動や検討事項を職員間で共有するため、研修会(事例検討会)を実施しました。
研修会は、指導者となる各署所の主任以上の職員が参加。災害へ出動した部隊から詳細な活動内容について報告を受け、隊活動を行う上での検討事項や今後の課題について職員間で意見交換を行いました。
この研修会で課題として挙がった事項を改善するため今後も訓練に励み、複雑多様化する災害への対応能力向上に努めます。
小型移動式クレーン取扱講習会を実施!
消防本部は3月9日(木曜日)、外部講師(※)をお招きして、救助工作車に積載している小型移動式クレーンの取扱講習会を行いました。
講習会は、ベテラン職員やクレーン操作の有資格者のみならず、これから操作員となっていく若手職員までが、小型移動式クレーンを安全かつ適正に運用するための知識・技術の習得を目的に開催し、トラブルの対処法や事故防止のチェック事項などについて学びました。
救助事案や大規模災害時に有効活用できるよう、今後も日常点検や継続的な訓練を続けてまいります。
(※)外部講師:古川ユニック株式会社 関西支社 京都営業所 前島正樹 氏
春の火災予防運動 3/1~3/7
消防本部では、3月1日(水曜日)から3月7日(火曜日)まで、春の火災予防運動に合わせてさまざまな行事を行いました。
市内事業所と工場火災を想定とした合同訓練を行い、消防本部と事業所間の連携強化を図りました。また、高齢者世帯防火訪問では、市消防団女性消防隊員にも同行していただき、住宅火災予防のため火気の取り扱いなど防火意識の啓発と住宅用火災警報器の設置指導を行いました。
起震車の運行では、地震の揺れを実際に体験していただき、身体を守る方法や家具の転倒防止を図る重要性などを学んでいただきました。
まだまだ、寒い日が続きますので、引き続き「火の用心」をお願いいたします。
化学消防ポンプ自動車を更新!
消防本部は2月6日、火災などの災害から市民の生命、身体、財産を保護することを目的に、老朽化した峰山消防署の化学消防ポンプ自動車を更新し運用を開始しました。
新たに整備した化学消防ポンプ自動車は、1,100リットルの消火用水のほか、消火薬剤や泡消火装置などを搭載しており、建物火災のみならず、車両や危険物の火災にも対応します。また、広く設計された車内は、消防隊員が出動中に空気呼吸器を装着することができるため、速やかに消火活動を行うことができます。
文化財防火運動に伴う火災想定訓練を実施
文化財防火デー(1月26日)を前に消防本部は1月22日、峰山町橋木地区の縁城寺で、消防団峰山方面隊、総代会および自主防災会と合同の火災想定訓練を行いました。
訓練は、同寺院住職の119番通報から始まり、総代会と自主防災会は、文化財の持ち出し手順や初期消火要領の入念な確認を行いました。
消防本部も消防団峰山方面隊と合同で消火訓練を行い、火災現場における連携の強化を図りました。
閉会にあたり、来賓の松本教育長、岡田橋木区長のご挨拶をいただき、また、田村峰山方面隊長、中村消防課長からの講評を受ける中で、改めて文化財の大切さを胸に刻むとともに、今後もこのような訓練を継続し、地域の人たちに愛され親しまれる貴重な文化財の火災予防に努めてまいります。
令和5年 京丹後市消防出初式
「火災ゼロ」を目指して!
1月8日(日曜日)、京都府丹後文化会館で消防団員をはじめ関係者約500人が参加する中、令和5年京丹後市消防出初式を開催しました。
式典では、中山市長の式辞をはじめ、廣野消防長、川浪消防団長からの身の引き締まる訓示を受け、さらに多くの来賓よりご祝辞をいただく中、昨年中に優良な功績を収めた166名の消防団員に対して表彰を行いました。
式典後には、多くの市民らが見守る中、消防職員、消防団員及び消防車両14台による市中行進と消防車両6台による一斉放水を披露しました。
本年も消防職団員が一丸となり、「火災のない安全で安心なまち京丹後市」を目指して、一層精進してまいります。
令和5年 京丹後市消防出初式
火災ゼロを目指し、京丹後市消防出初式を挙行します!
日時 令和5年1月8日(日曜日) 午前9時30分開式
会場 京都府丹後文化会館(京丹後市峰山町杉谷)
内容 式典(優良消防団員表彰など)
市中行進・一斉放水(荒天の場合は中止)
※新型コロナウィルス感染症対策を実施したうえで開催します。
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京丹後市消防本部 峰山消防署
〒627-0011
京都府京丹後市峰山町丹波826番地の1
電話番号:0772-62-0119(代表) ファックス:0772-62-6119
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更新日:2023年12月20日