飛まつ防止用シートにおける火災予防上の注意事項について
今般、新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策の観点から、レジカウンターなどへの飛まつ防止用のシート(ビニール・ナイロン製)の設置が増えています。火災事例として商業施設において、ライターを購入した客が試しに点火したところ、シートに着火する火災が発生しました。
シートの材質によっては、着火・燃焼しやすいものがあります。設置の際には以下のようなことに注意してください。

- シートの付近では火気の使用をしない。
- 火気使用設備・器具、白熱電球等の熱源となるものから距離をとる。
- スプリンクラ―設備の散水障害が生じない位置に設置するとともに、自動火災報知設備の感知器の未警戒部分が生じないようにする。
- 避難の支障とならないよう設置する。
- 必要に応じて難燃性または不燃性のものの使用を検討する。
更新日:2020年06月12日