令和4年度 コウノトリ情報
コウノトリを観察・撮影される皆さまへのお願い
コウノトリが住みやすい環境となるよう、皆さまのご理解ご協力をお願いいたします。
【子育て中】コウノトリの親鳥は特に神経質になります。驚かせないように離れたところから、静かに見守りましょう。
- 観察や撮影は、コウノトリから概ね150メートル以上(自動車の中からでは100メートル以上)離れて行いましょう。
- コウノトリから人の姿やカメラ等が見えないよう、できるだけ車の中などから観察してください。
- 写真撮影をする際はフラッシュを使用しないでください。ドローンや高所作業車等は絶対に使用しないでください。
【巣立ち】ヒナは成長とともに飛べるようになってきますが、飛翔能力は未熟です。
巣立ち前後ヒナは、大人のようにまだ上手く飛ぶことができないため、驚いて巣から飛び出したり、電線や建物などにぶつかってケガをすることがあります。ヒナが成長し巣立ったあとも近づいて驚かせたりしないように、観察などを行うときは一定の距離を保つようにしてください。
観察の際、私有地や侵入禁止の農道などには立ち入らないようにしてください。
駐車トラブル等、近隣の住民の方の迷惑にならないようにしてください。
また、農地内の場合は農作業の状況によって農道への一般車両の乗り入れを控えていただくなど、営農作業等の妨げにならないよう十分なご注意をお願いいたします。
コウノトリは野生動物です。絶対に餌を与えないでください。
一度野外のコウノトリに餌付けをしてしまうと、自分で餌を探さなくなったり、人畜共通の病気に感染する危険性が高まります。また、人間への警戒心が薄れると事故にも遭いやすくなる恐れがあります。
野外で生活するコウノトリが、自らの力だけで生活し子育てができるよう、彼らと一定の距離を保ち見守っていただきますようお願いします。
コウノトリ飛来時の対応について
コウノトリ飛来時の対応については、下記の「あなたのまちにコウノトリが飛来したら、」パンフレットをご覧ください。
あなたの町にコウノトリが飛来したら、(発行:兵庫県立コウノトリの郷公園・IPPM‐OWS 監修:文化庁・環境省)
令和4年度コウノトリ情報
令和4年6月17日発表「網野町島津地内の電柱におけるコウノトリのヒナ2羽の巣立ちについて」
京丹後市網野町島津地内の電柱で確認されているコウノトリのヒナ2羽について、すべての巣立ちを確認しましたのでお知らせします。
1.個体番号:J0437(オス)/足環番号:14D-01437(足環の色/左足:赤赤、右足:青赤)
令和4年6月14日午前10時18分頃に巣から飛び立ったが、巣以外の場所に降り立ったことが確認できなかったため、巣立ち推定としました。
2.個体番号:J0436(オス)/足環番号:14D-01436(足環の色/左足:赤黄、右足:青赤)
令和4年6月17日午前11時頃、巣塔付近の畑に降り立っている様子を市職員が確認し、6月17日までに巣立っていたと考えられます。
令和4年6月17日発表「久美浜町永留地内の人工巣塔におけるコウノトリのヒナ3羽の巣立ちについて」
京丹後市久美浜町永留地内の人工巣塔で確認されているコウノトリのヒナ3羽について、すべての巣立ちを確認しましたのでお知らせします。
1.個体番号:J0433(メス)/足環番号:14D-01433(足環の色/左足:黄青、右足:青赤)
2.個体番号:J0434(メス)/足環番号:14D-01434(足環の色/左足:黄緑、右足:青赤)
3.個体番号:J0435(メス)/足環番号:14D-01435(足環の色/左足:赤黒、右足:青赤)
いずれの個体も令和4年6月16日午前9時21分頃、巣塔付近の水田に降り立っている様子を市のコウノトリ観察員が確認・撮影し、6月16日までに巣立っていたと考えられます。

令和4年6月6日発表「久美浜町永留地内人工巣塔並びに網野町島津地内電柱におけるコウノトリのヒナの性別判明について」
京丹後市久美浜町永留地内の人工巣塔並びに京丹後市網野町島津地内の電柱で確認されているコウノトリのヒナについて、性別が判明しましたのでお知らせします。
1.久美浜町永留
足環装着作業実施日時
令和4年5月18日 午前9時00分作業開始 / 午前11時00分作業終了
作業の経過
高所作業車を使用し巣内のヒナを捕獲後、地上で体重測定・足環装着・採血・羽毛採取(性別判定のため)等を実施しました。足環装着等作業終了後速やかにヒナを巣に戻しました。
協力機関
兵庫県立コウノトリの郷公園(捕獲、足環装着等作業)
コウノトリの個体群管理に関する機関施設間パネル(IPPM-OWS)(足環提供)
個体番号 |
足環番号 | 足環の色(左足) | 足環の色(右足) | 性別 |
---|---|---|---|---|
J0433 | 14D-01433 | 黄青 | 青赤 | メス |
J0434 | 14D-01434 | 黄緑 | 青赤 | メス |
J0435 | 14D-01435 | 赤黒 | 青赤 | メス |
判別方法等
5月18日に実施した足環装着作業の際に採取した試料(血液等)より抽出したDNAを増幅し、アガロースゲル電気泳動により描出されるバンドを確認しました。
確認実施機関は兵庫県立コウノトリの郷公園です。
2.網野町島津
足環装着作業実施日時
令和4年5月20日 午前9時30分作業開始 / 午前12時00分作業終了
作業の経過
高所作業車を使用し巣内のヒナを捕獲後、地上で体重測定・足環装着・採血・羽毛採取(性別判定のため)等を実施しました。足環装着等作業終了後速やかにヒナを巣に戻しました。
協力機関
兵庫県立コウノトリの郷公園(捕獲、足環装着等作業)
コウノトリの個体群管理に関する機関施設間パネル(IPPM-OWS)(足環提供)
関西電力株式会社(停電等作業安全確保)
個体番号 |
足環番号 | 足環の色(左足) | 足環の色(右足) | 性別 |
---|---|---|---|---|
J0436 | 14D-01436 | 赤黄 | 青赤 | オス |
J0437 | 14D-01437 | 赤赤 | 青赤 | オス |
判別方法等
5月20日に実施した足環装着作業の際に採取した試料(血液等)より抽出したDNAを増幅し、アガロースゲル電気泳動により描出されるバンドを確認しました。
確認実施機関は兵庫県立コウノトリの郷公園です。
取り付けた足環は、一羽一羽異なる色の組み合わせになっています。この足環をみると野外で暮らすコウノトリを識別でき、コウノトリが野生復帰するための様々な情報を得ることができます。

永留 親(メス)とヒナ3羽
令和4年5月18日10時48分頃
撮影:京丹後市教育委員会

島津 ヒナ2羽
令和4年5月27日12時30分頃
撮影:京丹後市教育委員会
令和4年5月17日発表「久美浜町市場地内の人工巣塔でのコウノトリのヒナ(3羽)の孵化について」
京丹後市久美浜町市場地内の人工巣塔で確認されているコウノトリの巣について観察・撮影を行ったところ、少なくともヒナ3羽を確認しましたのでお知らせします。

オス親(J0150)とヒナ2羽
令和4年5月9日10時55分頃撮影:京丹後市教育委員会
メス親(J0089)とヒナ3羽
令和4年5月16日11時23分撮影:京丹後市教育委員会
令和4年4月13日発表「久美浜町永留地内の人工巣塔でのコウノトリのヒナ(4羽)及び網野町島津地内の電柱巣でのコウノトリのヒナ(2羽)の確認について
京丹後市久美浜町永留地内の人工巣塔で確認されているコウノトリの巣について観察・撮影を行ったところ、少なくともヒナが4羽確認されましたのでお知らせします。
また、京丹後市網野町島津地内の電柱で確認されているコウノトリの巣について観察・確認を行ったところ、少なくともヒナが2羽確認されましたので併せてお知らせします。
メス親(J0131)とヒナ4羽
令和4年4月11日14時16分頃撮影:京丹後市教育委員会
オス親(J0046)とヒナ2羽
令和4年4月11日10時42分頃撮影:京丹後市教育委員会
令和4年4月7日発表「久美浜町永留地内の人工巣塔でのコウノトリのヒナの孵化について」
京丹後市久美浜町永留地内の人工巣塔で確認されているコウノトリの巣について観察・撮影を行ったところ、少なくともヒナ3羽を確認しましたのでお知らせします。
オス親とヒナ3羽
令和4年4月5日14時31分撮影:京丹後市教育委員会
令和3年度コウノトリ情報
令和3年7月16日「久美浜町市場地内でコウノトリの幼鳥2羽の解放について」
京丹後市久美浜町市場地内の人工巣塔で確認されていたコウノトリのヒナ(2羽)について、メス親の死亡により、令和3年4月28日に保護を行いました。その後、野生復帰に向けて兵庫県立コウノトリの郷公園に依頼し飼育しておりましたが、7月16日に解放しましたので、お知らせいたします。

コウノトリの幼鳥を解放した直後の様子
令和3年7月16日午後1時34分撮影:京丹後市教育委員会
令和3年6月16日発表「網野町島津地内の電柱のコウノトリのヒナ(2羽のうち1羽)の巣立ち確認について」
個体番号:J0351(メス)
足環番号:14D-01351(足環の色:左足黒黄 、右足赤緑)
確認日時:令和3年6月16日午前10時45分頃
電柱付近の畑に降り立っている様子を市職員が現地を確認し巣立ちと判定
電柱付近の畑に降りたったヒナ(J0351)
令和3年6月14日午後1時10分撮影:京丹後市教育委員会
令和3年6月11日発表「久美浜町永留地内の人工巣塔のコウノトリのヒナの巣立ち確認について」
個体番号:J0343(オス)
足環番号:14D-01343(足環の色:左足青青 、右足赤青)
確認日時:令和3年6月10日午後4時55分頃
巣塔付近の水田に降り立っている様子を市職員が現地を確認し巣立ちと判定

巣塔付近の水田に降り立ったヒナ(J0343)
令和3年6月10日午後4時55分撮影:京丹後市教育委員会

巣塔付近の水田に降り立ったメス親(J0131)と ヒナ(J0343)
令和3年6月10日午後5時10分撮影:京丹後市教育委員会
令和3年5月26日発表「網野町島津地内の野外コウノトリ巣内ヒナの性別判明について」
京丹後市網野町島津地内の電柱の野外コウノトリのヒナ2羽について、5月18日に足環装着作業が完了し、その後「兵庫県立コウノトリの郷公園」の確認により、性別がわかりましたのでお知らせします。
足環装着作業実施日時
令和3年5月18日 午前9時00分作業開始 / 午前10時40分作業終了
作業の経過
高所作業車を使用し巣内のヒナを捕獲後、地上で体重測定・足環装着・採血・羽毛採取(性別判定のため)等を実施しました。足環装着等作業終了後速やかにヒナを巣に戻しました。
協力機関
兵庫県立コウノトリの郷公園(捕獲、足環装着等作業)
株式会社円山クレーン(高所作業車1台及びオペレーター)
コウノトリの個体群管理に関する機関施設間パネル(IPPM-OWS)(足環提供)
個体番号 |
足環番号 | 足環の色(左足) | 足環の色(右足) | 性別 |
---|---|---|---|---|
J0351 | 14D-01351 | 黒黄 | 赤緑 | メス |
J0352 | 14D-01352 | 黒赤 | 赤緑 | メス |
判別方法等
5月18日に実施した足環装着作業の際に採取した試料(血液等)より抽出したDNAを増幅し、アガロースゲル電気泳動により描出されるバンドを確認しました。
確認実施機関は兵庫県立コウノトリの郷公園です。
取り付けた足環は、一羽一羽異なる色の組み合わせになっています。この足環をみると野外で暮らすコウノトリを識別でき、コウノトリが野生復帰するための様々な情報を得ることができます。

左からメス親(J0053)と足環装着後の巣内のヒナ2羽
令和3年5月24日午前9時45分撮影:京丹後市教育委員会
令和3年5月26日発表「久美浜町永留地内の野外コウノトリ巣内ヒナの性別判明について」
京丹後市久美浜町永留地内の人工巣塔上の野外コウノトリのヒナ1羽について、5月12日に足環装着作業が完了し、その後「兵庫県立コウノトリの郷公園」の確認により、性別がわかりましたのでお知らせします。
足環装着作業実施日時
令和3年5月12日 午前9時00分作業開始 / 午前10時50分作業終了
作業の経過
高所作業車を使用し巣内のヒナを捕獲後、地上で体重測定・足環装着・採血・羽毛採取(性別判定のため)等を実施しました。足環装着等作業終了後速やかにヒナを巣に戻しました。
協力機関
兵庫県立コウノトリの郷公園(捕獲、足環装着等作業)
株式会社円山クレーン(高所作業車1台及びオペレーター)
コウノトリの個体群管理に関する機関施設間パネル(IPPM-OWS)(足環提供)
個体番号 |
足環番号 | 足環の色(左足) | 足環の色(右足) | 性別 |
---|---|---|---|---|
J0343 | 14D-01343 | 青青 | 赤青 | オス |
判別方法等
5月12日に実施した足環装着作業の際に採取した試料(血液等)より抽出したDNAを増幅し、アガロースゲル電気泳動により描出されるバンドを確認しました。
確認実施機関は兵庫県立コウノトリの郷公園です。
取り付けた足環は、一羽一羽異なる色の組み合わせになっています。この足環をみると野外で暮らすコウノトリを識別でき、コウノトリが野生復帰するための様々な情報を得ることができます。

オス親(足環なし)と足環装着後の巣内のヒナ1羽
令和3年5月20日午前10時45分撮影:京丹後市教育委員会
令和3年4月28日発表「久美浜町市場地内の電柱巣でのコウノトリのヒナ(2羽)の緊急保護について」
京丹後市久美浜町市場地内の人工巣塔で確認されているコウノトリのペアについて、久美浜町島地内でj0154(メス)の死亡が確認されました。
その後、市民からの救護要請があったことを受け、希少な野生生物の保護という観点から救護が必要と判断し、兵庫県立コウノトリの郷公園に対してヒナ(2羽)の緊急保護の依頼を行い、4月28日、同公園にて保護されましたのでお知らせします。

コウノトリのヒナ(2羽)保護作業中
令和3年4月28日午後2時4分撮影:京丹後市教育委員会
令和3年4月16日発表「網野町島津地内の電柱巣でのコウノトリのヒナ(2羽目)の孵化について」
京丹後市網野町島津地内の電柱で確認されているコウノトリの巣について観察・撮影を行ったところ、ヒナが孵化した時に見られる、親鳥の「餌の吐き出し行動」や「餌の食べ戻し行動」を複数回確認しました。また少なくともヒナが2羽確認されましたのでお知らせします。
メス親(J0053)とヒナ2羽
令和3年4月13日午後3時4分撮影:京丹後市教育委員会
オス親(J0046)とヒナ2羽
令和3年4月13日午後3時36分撮影:京丹後市教育委員会
令和3年4月8日発表「網野町島津地内の電柱巣でのコウノトリのヒナ(1羽目)の孵化について」
京丹後市網野町島津地内の電柱で確認されているコウノトリの巣について観察・撮影を行ったところ、ヒナが孵化した時に見られる、親鳥の「餌の吐き出し行動」や「餌の食べ戻し行動」を複数回確認しました。また少なくともヒナが1羽確認されましたのでお知らせします。
メス親(J0053)とヒナ1羽
令和3年4月6日午前9時52分撮影:京丹後市教育委員会
メス親(J0053)とオス親(J0046)ヒナ1羽
令和3年4月6日午前10時44分撮影:京丹後市教育委員会
令和3年発表4月5日「久美浜町永留地内の人工巣塔でのコウノトリのヒナの孵化について」
京丹後市久美浜町永留地内の人工巣塔で確認されているコウノトリの巣について観察・撮影を行ったところ、ヒナが孵化した時に見られる、親鳥の「餌の吐き出し行動」や「餌の食べ戻し行動」を確認しました。また少なくともヒナも3羽確認されましたが、その後、2羽の死亡を確認しましたのでお知らせします。

メス親(J0131) とヒナ3羽
令和3年4月1日午前11時13分撮影:京丹後市教育委員会
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〒629-2501
京都府京丹後市大宮町口大野226番地(大宮庁舎)
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更新日:2022年06月29日