旬の食材を取り入れて手作りの味を大切にしましょう

食べることは五感(見る・聞く・かぐ・味わう・触れる)を通して楽しむものです。旬の食材を取り入れることは、食べ物の一番美味しい季節を味わい、新鮮な素材に触れることができます。味覚形成の幼児期に、栄養価も高い旬の食材をできるだけ味わって欲しいものです。幸い京丹後市は海や山に囲まれ、旬の食材が手に入りやすいと思います。野菜や果物、魚などの食材を通して、四季を楽しみましょう。
また、幼児期は好き嫌いが表れることもありますが、子どもは食事を準備するにおいや音を聞いて食欲を増し、手作りの体験を通して食に興味がわいてくるものです。
全てを手作りにしてしまうのは大変かもしれませんが、少しでも手作りの味、旬の味を体験させてあげてください。

おすすめレシピ

春はたけのこや山菜、菜の花や春キャベツなどの芽吹きの野菜がでてきます。
寒い冬に耐えた野菜は体の新陳代謝をさかんにする作用があります。
少し苦いものもありますが、子どもたちにも春の味を味あわせてあげてください。

たけのこの炒り煮

(写真)たけのこの炒り煮
たけのこの炒り煮レシピ

材料(2人分)

  • たけのこ…100グラム
  • もやし…60グラム
  • ウインナー4本
  • 卵 1個
  • 油 大さじ1
  • 塩 小さじ3分の1
  • 酒 大さじ1
  • こしょう 少々
  • マヨネーズ 小さじ1
作り方
  1. たけのこは千切り、ウインナーは小口切り、卵は溶いておく。
  2. フライパンに油を熱し、たけのこ・もやし・ウインナーを入れ炒める。
  3. 火が通ったら調味料(塩、酒、こしょう、マヨネーズ)を加え味を整える。
    (大人はマヨネーズを粒マスタードに変えても良い)
  4. 卵を加え、いり卵にする。
1人分の
エネルギー・塩分量
エネルギー:279キロカロリー 塩分:1.8グラム

ふきのきんぴら

(写真)ふきのきんぴら
ふきのきんぴらレシピ

材料(4人分)

  • 大ぶき 3本
  • 牛肉 100グラム
  • にんじん 50グラム
  • いりゴマ 少々
  • 油 小さじ1
  • 砂糖 大さじ1
  • しょうゆ 大さじ1
作り方
  1. ふきは色よく茹で、すじを取り3センチメートルぐらいの大きさに切る。にんじんは千切り、牛肉は3センチメートルぐらいの細切りにする。
  2. フライパンに油を熱し、牛肉、にんじんを炒め肉の色が変わったらふきを入れ砂糖、しょうゆで味を付ける。
  3. 最後に煎りゴマを散らす。
1人分の
エネルギー・塩分量
エネルギー:94キロカロリー 塩分:0.7グラム

太陽の日差しをたくさん浴びて育つ夏野菜は、色彩が美しく、ビタミン類がたっぷり含まれています。水分もたっぷり含まれるので、しっかり食べて夏バテを予防しましょう。
また、「あじ」や「とびうお」等の背の青い魚がとれる時期です。魚はDHAも多く含まれるので、新鮮なもの選び、できるだけ食卓に取り入れましょう。

七夕そうめん

(写真)七夕そうめん
七夕そうめんレシピ

材料(1人分)

  • そうめん 2分の1把
  • にんじん 少々
  • オクラ 2分の1本
  • ささみ 2分の1本
  • 片栗粉 少々
  • 卵(錦糸) 3分の1個
  • 油 少々
  • きざみのり 少々
だし
  • かつお・昆布 適量
  • しょうゆ 小さじ4分の1
  • 塩 少々
  • 水 150cc
  • みりん 少々
作り方
  1. にんじんは短冊に切り、茹でておく。オクラも茹でて、スライスしておく。
  2. ささみはそぎぎりにし、片栗粉をまぶし茹でておく。
  3. 卵は薄焼きにして、千切りにしておく。
  4. そうめんはポキポキと細かく折って茹でておく。
  5. そうめんの上に色よく盛り付け、だしをつけていただく。
おいしいだしの作り方
  1. 昆布は固く絞った濡れ布巾で拭き、表面の汚れや砂をよく取りのぞきます。
  2. 鍋に水と昆布を入れ、中火よりやや弱い火にかけます。
  3. 昆布が湯の表面に浮いてきたら取り出します。昆布を入れたまま沸騰させると、ヌメリがでて、だし汁がにごるもとになります。
  4. 沸騰直前に削りかつお節を一度に加え、10秒したら火を止めます。
  5. ザルに布巾をかけ、ボウルの上に重ねておきます。
  6. かつお節が下に沈むタイミングをみはからって、5で静かに濾します。
1人分の
エネルギー・塩分量
エネルギー:185キロカロリー 塩分:1.8グラム

食欲が増すこの時期、果物や栗、いも類など、おいしいものがたくさんとれます。また、なんといっても丹後のおいしい新米がとれ、ご飯がおいしい季節です。香りの良いきのこ類と一緒に炊き込みご飯も良いかもしれませんね。

きのこごはん

(写真)きのこごはん
きのこごはんレシピ

材料(4人分)

  • 米 3合
  • しめじ 1パック
  • まいたけ 1パック
  • エリンギ 1パック
  • しいたけ 1パック
  • にんじん 15センチ
  • 鮭切り身 2切れ
  • ぎんなん 1缶
  • きぬさや 適量
調味料
  • だし汁 3カップ
  • 酒 大さじ3
  • みりん 大さじ1
  • 塩 小さじ3分の2
作り方
  1. お米は研いでざるにあげ、30分ほどおいて水きりをします。きのこ類はそれぞれ石づきをとってしめじとまいたけは小房に分け2分の1に切り、エリンギは10等分にさき、しいたけは8等分に切っておきます。
  2. にんじんは皮をむいて薄くいちょう切りにし、鮭は焼いて粗くほぐす。
  3. 炊飯器に下準備したお米・きのこ・にんじん・ぎんなん・調味料を入れて、ひと混ぜしてから炊きます。炊き上がったら15分程蒸らしておきます。
  4. きぬさやを色よくゆでて千切りにし、鮭といっしょにごはんの上に散らします。
1人分の
エネルギー・塩分量
エネルギー:363キロカロリー 塩分:0.7グラム

芋づるの煮付け

(写真)芋づるの煮付け
芋づるの煮付けレシピ

材料(4人分)

  • さつま芋の芋づる 120グラム
  • 油揚げ 40グラム
  • だし汁 1カップ
  • みりん 大さじ1
  • しょうゆ 大さじ1
作り方
  1. 芋づるは3センチメートル長さに切りさっと茹でておく。
  2. 油揚げは短冊切りにする。
  3. だし汁で芋づる、油揚げを煮て、芋づるが軟らかくなったらみりん、しょうゆで調味する。
    (お好みにより油で炒めてからだし汁で煮てもおいしくいただけます。)
1人分の
エネルギー・塩分量
エネルギー:53キロカロリー 塩分:0.7グラム

寒い冬は、体をあたためる根菜類や緑黄色野菜が多くでてきます。寒さや風邪に負けないためにも、冬野菜をたっぷり使い、シチューや鍋など温かいメニューで食卓を囲みたいですね。また、脂ののった「ぶり」や「さわら」もおいしい季節です。

れんこんのお焼き

(写真)おやき
れんこんのお焼きレシピ

材料(3人分)

  • レンコン 200グラム
  • 小麦粉 大さじ3
  • 卵 1個
  • ちりめんじゃこ 大さじ4
  • サラダ油 少々
作り方
  1. レンコンは皮をむいてすりおろし、小麦粉、卵、じゃこを入れて混ぜ合わせる。
  2. フライパンを熱してサラダ油をひき、1をスプーンで落として円く広げ、両面をきつね色に焼く。
1人分の
エネルギー・塩分量
エネルギー:144キロカロリー 塩分:1.0グラム

焼きサワラの南蛮風味

(写真)焼きサワラの南蛮風味

引用:丹後保健所管内食生活改善推進員連絡協議会発行「伝えたいたんごの味」より

焼きサワラの南蛮風味レシピ

材料(2人分)

  • さわら 2切れ
  • 塩 少々
  • 小麦粉 小さじ1
  • 玉ねぎ 4分の1個
  • セロリ 2分の1本
  • ピーマン 2分の1個
  • パプリカ 8分の1個
  • オリーブオイル 小さじ1と2分の1
  • スライスチーズ 1枚
漬け汁
  • しょうゆ、酢、みりん、だし汁 各大さじ2分の1
  • ゆずの絞り汁 少々
作り方
  1. さわらは骨を取り、食べやすい大きさに切り、塩少々をふり小麦粉をまぶす。
  2. 野菜は全て細切りにする。<漬け汁>の材料を合わせておく。
  3. オリーブオイルの半量で2の野菜をさっと炒め、漬け汁につける。
  4. 残りのオリーブオイルで1のさわらを焼き、裏返してチーズをちぎってのせ、チーズが溶けたら器に盛り3の野菜を漬け汁ごとかける。
1人分の
エネルギー・塩分量
エネルギー:264キロカロリー 塩分:1.9グラム

注意事項

材料の1人分は大人の分量になります。

この記事に関するお問い合わせ先

健康長寿福祉部 健康推進課
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電話番号:0772-69-0350 ファックス:0772-62-1156
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更新日:2019年02月12日