新年のごあいさつ「市政15年の節目から新たなスタート」

三崎市長

三崎政直市長

 

 新年あけましておめでとうございます。

 昨年は、一昨年に続き全国で大災害が頻発し、本市でも大雪、豪雨、猛暑、台風などに見舞われ、対応に追われた年でありました。被害も広範囲にわたり、いまだ復旧に至っていない箇所も多く、市民の皆さまにはご不便をお掛けしている所もあるかとは存じますが、一日も早い復旧を最優先に取り組んでまいりますので、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
 近年の災害要因は地球規模の気候変動や温暖化などがあげられていますが、今回いくつかの被災現場に足を運んだ中で感じたことは、人と自然の関わりが希薄化してきたことも一因となっているのではないかということです。
 一方、被災された地区では住民の皆さんがお互いに協力し、また、親戚やボランティアにも入っていただき、懸命に泥かきや家財の片付けなどに汗を流されていました。その中で「ありがとう」と感謝の言葉が交わされている姿を目の当たりにしたとき、災害に立ち向かい、支え合う社会のシステムとしてコミュニティーが生まれ、地域の再生を繰り返し担ってきたこと、また、今までの暮らしが明日からも続くことの尊さと責任の重さを実感し、現在取り組んでいる持続可能な地域づくりをさらに進めていかなければならないという思いを一層強くいたしました。

新たなスタートへ
 本年3月31日をもって京丹後市制満15年という一つの節目を迎えます。市長就任以来、人口減少対策を最重要課題と位置付け、京丹後市の新たなまちづくりに向けて取り組んでまいりました。この間、市民の皆さまに多大なご協力をいただきましたことに対し厚くお礼申し上げます。
 しかしながら、依然として人口減少が続いております。そのスピードを少しでも緩やかにすべく、この市制15年の節目を新たなスタートとして、本年も積極的に粉骨砕身取り組んでまいります。

持続可能な地域の実現へ
 今年の干支は己亥(つちのとい)で、新しい変化がみられる年といわれています。
 本市では、山陰近畿自動車道の全線完成に向けて取り組んでいますが、京丹後大宮インターチェンジの開通により森本工業団地に新たに2つの企業の進出が決まり、今後の経済・雇用効果が期待されます。さらにその効果を市内全体に行きわたらせるために、現在、(仮称)大宮峰山インターチェンジまでの5キロ区間についても事業が順調に進んでおり、昨年からは(仮称)網野インターチェンジまでの区間についても地籍調査を始め、早期事業化を目指しています。加えて本年は、網野から兵庫県境間の希望ルート帯調査にも着手いたします。
 また、恵まれた自然や資源を活用したスポーツや観光にも取り組んでいるところですが、本市は、「東京2020オリンピック・パラリンピック」カヌー競技のホストタウンに登録されるとともに、「ワールドマスターズゲームズ2021関西」のカヌー競技開催地にも決定しております。昨年は国際オリンピック委員会の理事でもある国際カヌー連盟のホセ・ペルリナ会長をはじめ、ヨーロッパやアジアの多くの国から競技関係者が久美浜湾を現地視察に訪れており、合宿誘致や大会開催に向けて準備を進めてまいります。
 15年間の歩みを振り返りながら、本年も引き続き持続可能な地域・社会・経済の実現を目指し、全力で邁(まい)進してまいります。

 市全体で自助・共助・公助の心を共有し、故郷を守り継続するために、地元を離れた方に伝えます。「帰りなんいざ、田園まさに蕪(あれ)なんとす、なんぞ帰らざる」(※)

 平成最後となります本年が、皆さまにとりまして平穏で実り多い年になりますことを心より祈念し、新年のごあいさつといたします。

 

平成31年1月1日
京丹後市長 三崎 政直

 

※意訳:「さあ故郷へ帰ろう。故郷の田園が荒れようとしているのにどうして帰らずにいられよう」。これは中国の文学者で「田園詩人」と称される陶淵明の漢詩「帰去来の辞」(405年作)の一節。都会での職を辞して帰郷する決意や故郷で生活することの喜びを述べている。               

この記事に関するお問い合わせ先

市長公室 秘書広報広聴課
〒627-8567
京都府京丹後市峰山町杉谷889番地(峰山庁舎)
電話番号:0772-69-0110 ファックス:0772-69-0901
お問い合わせフォーム

更新日:2019年01月01日