作業療法(OT:Occupational Therapy)部門

作業療法とは

作業療法は、人々の健康と幸福を促進するために、医療、保健、福祉、教育、職業などの領域で行われる、作業に焦点を当てた治療、指導、援助である。作業とは、対象となる人々にとって目的や価値を持つ生活行為を指す。

(日本作業療法士協会ホームページより)

作業療法士スタッフの写真

当院の作業療法

当院の作業療法は、日常生活動作の改善に力を入れています。特に使いやすいスプーンや箸など食事動作の自助具・福祉用具を充実し、かかわっています。

また急性期の整形外科疾患にも介入しており、肘関節より末梢部の腱損傷や骨折では作業療法が中心にかかわっています。そのため各種疾患別ガイドラインを参考に対象者に対してのプログラムを整形外科疾患で作成しています。そのほか内科疾患でも作業療法の専門性を意識したプログラムを作成し、これらプログラムを活用したリハビリテーションを行っています。各種専門資格を生かし住宅改修・福祉用具の選択・介護法のアドバイス、内科疾患の生活指導、心理的支援なども専門資格取得者を中心に行っています。

そしてリハビリ庭園での園芸は作業療法部門が中心にかかわっています。リハビリテーション対象者とともに季節の野菜や花の収穫、手入れを園芸療法として行っています。

教育的側面では年間通じて実習の受け入れを行っています。指導を行う立場として院内の新人教育研修会での講師や隔週での部内事例検討会を開催し、常に研鑽を怠らないよう意識しています。

最後に作業療法士全員で、理念を作成した上でイメージ図を作りました。

私達弥栄病院の作業療法士は、患者さん一人一人がより自分らしく、笑顔でそれぞれの生活を送っていただけるように、多職種と連携をとり、下記理念、イメージ図を意識して日々作業療法を行っています。

理念
理想図
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更新日:2024年05月01日