子ども虐待について
子ども虐待とは?
「子どもの虐待」は、子どもを温かく守り育てるべき親や親に代わる養育者が、子どもの心や身体を傷つけ、健やかな成長や人格の形成に重大な影響を与える行為であり、子どもに対する著しい人権侵害です。
「しつけ」と思っている行為でも、現実に子どもの心や身体が傷つく行為であれば、「虐待」となり、子どもの立場で判断する必要があります。
子どもの虐待の現状
身体的虐待
殴る、蹴る、叩く、つねる、激しく揺さぶる、たばこの火を押し付ける、屋外に放り出すなど
性的虐待
性的行為の強要、性器を触らせる、触る、ポルノグラフィーの被写体にするなど
ネグレクト
食事を与えない、夜に子どもだけで過ごさせる、不衛生な環境で養育するなど
心理的虐待
言葉による脅し、無視、兄弟間での差別的扱い、子どもの目の前で家族への暴力や暴言など
子ども虐待のない京丹後市をめざして
虐待は家庭で行われていることが多く、被害を受けた子ども達はさまざまなサインを出しています。そのサインに気づいていただくことが、子ども虐待の早期発見、早期対応につながっていきます。
「虐待かな?」と疑われる子ども達の様子は?
- 毎日のようにひどく怒鳴られている
- 身体に不自然なあざや傷がある
- 夜遅くまでひとりで遊んでいる
- 衣服や髪がいつも汚れている
- 親を避けようとする など
虐待かな?と思ったときの対応は?
虐待かな?と思ったときは、相談窓口に連絡してください。連絡は匿名でもかまいません。連絡された方のお名前や連絡内容に関する秘密は守られます。
虐待に気づいて、行動(連絡)することは、「虐待をしている親を責めること」ではありません。子どもを守り、ひいては、虐待をしている親の抱えている問題を解決する第一歩となり、親を救うことにもつながります。
虐待に関する相談窓口は?
虐待相談窓口 | 電話 | 曜日・時間 |
---|---|---|
児童相談所全国共通ダイヤル | 189(いちはやく) | 毎日(24時間) |
こども家庭相談室(子育て支援課・京丹後市こども家庭センター内) | 0772-69-0370 | 月~金(祝日除く) 8時30分から17時15分 |
子育てをされているお父さん・お母さんへ
子育てには悩みはつきものです。悩みをひとりで抱えこむことが、いつの間にか、虐待へとつながってしまう場合があります。子育てに悩んだときは、ひとりで悩まず相談してください。
子育てに関する相談窓口
子育てに関する相談窓口 | 電話 | 曜日・時間 |
---|---|---|
はぐはぐ(子育て支援課・京丹後市こども家庭センター) | 0772-69-0135 不在の場合は子育て支援課に転送されます |
月~金(祝日除く) 8時30分~17時15分 |
こども家庭相談室(子育て支援課・京丹後市こども家庭センター) | 0772-69-0370 | 月~金(祝日除く) 8時30分~17時15分 |
小中高校生の皆さんへ
家庭で、困ったり、悩んだりしていることはありませんか?自分さえ、黙っていれば、我慢すればと思っていませんか?
困ったとき、悩んだときに、どこに相談すればよいのか、連絡先を書いたSOSメッセージカードを、市内図書館・図書室に置いていますので、ご覧ください。
SOSメッセージカードが見当たらないときは、職員に声をかけてください。
この記事に関するお問い合わせ先
こども部 子育て支援課
〒627-0012
京都府京丹後市峰山町杉谷691番地(峰山総合福祉センター)
電話番号:0772-69-0370 ファックス:0772‐62‐1156
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更新日:2024年05月07日