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ヤングケアラーについて

ヤングケアラーを知っていますか?

こどもがこどもでいられる街に。

(こども家庭庁)

ヤングケアラーとは

ヤングケアラー」とは、本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っているこどものこと。

 

ヤングケアラーとは例えばこんなこどもたちです

ヤングケアラーとは

(こども家庭庁)

こどもが家事や家族の世話をすることは、ごく普通のことだと思われるかもしれません。

でも、ヤングケアラーは、本当なら享受できたはずの、勉強に励む時間、部活に打ち込む時間、将来に思いを巡らせる時間、友人との他愛ない時間…これらの「こどもとしての時間」と引き換えに、家事や家族の世話をしていることがあります。

本人は家事や家族の世話を当たり前のこととして受け入れていることが多く、自分がヤングケアラーだという認識がないことが多いため、負担を一人で抱えてしまい、誰にも相談していないことがよくあります。しかし、学校生活に影響が出たり、こころやからだに不調を感じるほどの重い負荷がかかっている場合には少し注意が必要です。

自分のことやおうちのことを誰かに話すのは、とても勇気がいると思います。
でも、あなたの話を聞いて、一緒に考えてくれる人がいます。
ひとりで抱えこまずに、下記の相談窓口に相談してください。

また、ヤングケアラーは家庭内の問題であり、表に出にくいものです。
まわりの人が気付き、声をかけ、手を差し伸べることで、ヤングケアラーは「自分は一人じゃない」「誰かに頼ってもいいんだ」と思えます。
「こどもがこどもでいられる街」を、みんなでつくっていきましょう。

詳しくはこども家庭庁のホームページをご覧ください。

ヤングケアラー児童生徒調査の結果公表について

1 調査目的

 ヤングケアラーとそのご家族への具体的な支援の在り方を検討するため、児童生徒が日常的に行っている家族や近親者への世話や介護等の実態を把握すること。

 

2 調査対象者

  市内小学6年生から中学3年生までの全児童生徒 1,593人

 

3 調査期間

  令和5年7月3日から7月20日

 

4 調査結果の概要

 回答者は1,486人(回答率93.3%)。ヤングケアラーと思われる児童生徒は59人(4.0%)。

 

  学年別の状況

 ・小学6年生:17人(4.4%)(約23人に1人)

 ・中学1年生:13人(3.6%)(約28人に1人) 

 ・中学2年生:16人(4.0%)(約25人に1人)  

 ・中学3年生:13人(3.2%)(約31人に1人)

 

 (参考)ヤングケアラーの実態に関する調査研究について(令和2年度 厚生労働省)

  ・小学6年生:6.5%(約15人に1人)

  ・中学2年生:5.7%(約18人に1人)

 

5 今後の対応

  各小中学校と連携をしながら支援策を検討します。

 

6 地域の皆さまへ

  気になるご家庭がありましたら下記相談窓口にご相談ください。

 

「こどもがこどもでいられる」京丹後市をめざして

自分がヤングケアラーかもしれないと思う場合や、あの子はヤングケアラーかもしれないと感じた場合、ぜひご相談ください。

京丹後市のヤングケアラーに関する総合相談窓口

京丹後市子ども未来課
  • ヤングケアラー・コーディネーターがこども・保護者の相談に応じます
  • 受付時間:平日午前8時30分~午後5時15分(土日祝、年末年始を除く)
  • 電話番号:0772-69-0340(子ども未来課)

各種相談窓口(福祉事務所)

課名 センター名 電話 受付時間 備考
長寿福祉課 京丹後市地域包括支援センター(峰山、大宮、久美浜町域担当) 0772-69-0330 平日午前8時30分~午後5時15分(土日祝、年末年始を除く) 地域における介護・保健・福祉・医療の総合的な相談窓口
京丹後市地域包括支援センターあみの(網野、丹後、弥栄町域担当) 0772-69-0343
障害者福祉課   0772-69-0320 障害のある人の福祉に関する様々な問題について、必要な情報提供を行う相談窓口
健康推進課 子育て世代包括支援センター「はぐはぐ」 0772-69-0370 妊産婦・乳幼児・母子保健等の総合窓口
生活福祉課 寄り添い支援総合サポートセンター 0772-62-0032 生活の様々な困りごとや不安に関する相談窓口

京都府のヤングケアラーに関する相談窓口

京都府ヤングケアラー総合支援センター(京都市南区、京都テルサ東館2階)
  • 受付時間:月~土 午前10時から午後6時(日祝、年末年始除く)
  • 電話番号:075-662-2840

詳しくは京都府ヤングケアラー総合支援センターのホームページをご覧ください。

その他の相談先

24時間子供SOSダイヤル(文部科学省)
  • 子供たちが全国どこからでも、夜間・休日を含めて、いつでもいじめやその他のSOSをより簡単に相談することができるよう、全都道府県及び指定都市教育委員会で実施
  • 下記のダイヤルに電話すれば、原則として電話をかけた所在地の教育委員会の相談機関に接続
  • 電話番号:0120-0-78310(通話料無料) 24時間受付(年中無休)
あなたはひとりじゃない(内閣官房 孤独・孤立対策担当室)
  • チャットボットであなたの悩みにあった相談窓口を紹介してくれます
  • 外国語にも対応しています(対応言語:英語、中国語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語、タガログ語、タイ語、ベトナム語、ネパール語、インドネシア語)

 

当事者のつどい

子ども・若者ケアラー当事者のつどい「いろはのなかまたち」(公益財団法人 京都市ユースサービス協会)
  • 月に一度、ヤングケアラーや元当事者の方が自分の気持ちを語り合える場です
  • 日時:毎月第2土曜日14時~15時30分 ※当日の用事などによる途中入退室・欠席可
  • 場所:京都市中央青少年活動センター(中京区)、オンライン
  • 受付:Web(事前申込制)

 

Yancle community(一般社団法人ヤングケアラー協会)
  • 主に40歳以下のヤングケアラー・若者ケアラーが参加するオンラインコミュニティ
  • チャットサービスのSlackを用いて当事者同士で相談や交流、情報収集・交換ができるオンライン上の居場所です

 

この記事に関するお問い合わせ先

こども部 子育て支援課
〒627-0012
京都府京丹後市峰山町杉谷691番地(峰山総合福祉センター)
電話番号:0772-69-0370 ファックス:0772‐62‐1156
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更新日:2024年03月01日