薬剤部|久美浜病院

薬剤部紹介

薬剤部スタッフ

薬剤部スタッフ

   当院の薬剤部では、1996年2月から、入院患者様に服薬中の薬や注射薬などについて説明を行い、薬物療法を総合的に支援する薬剤管理指導業務を開始しました。

 2005年11月からは、外来患者様の処方を全面的に院外処方に切り替え、外来中心の業務から、病棟中心の業務へとシフトしました。それに伴い、2006年9月からは、抗がん剤の無菌調剤を、同年11月からはバンコマイシンのTDMの全例実施を開始しています。

   2014年1月からは高カロリー輸液の無菌調整を開始し、無菌調整が必要な輸液の混合を薬剤部がすべて実施するようになりました。

   更に2017年11月からは、病棟へ薬剤師の常駐を開始し、病棟における医薬品の適正使用、安全管理を目的とする病棟薬剤業務を実施していています。

   病棟薬剤業務の具体的な内容は、持参薬の鑑別、および入院中に処方されるお薬について薬歴管理(飲み合わせ・重複・アレルギー等々の確認)を行い、患者さんの状態を把握した処方設計や処方提案、医薬品の情報提供を行います。また、病棟に配備された薬剤の管理はもちろん、処方された薬剤が間違いなく、そして安心して患者さんにご使用いただけるように、配薬管理や服薬指導を行っています。

 今後も、地域の皆様の健康に少しでも貢献できるよう、研鑽に努めてまいりたいと思います。

業務内容

 薬剤部の業務内容は、医薬品の購入・供給・薬品管理と調剤、医薬品情報の収集・提供、TPN・抗がん剤の無菌調製、病棟活動等を実践するとともに、院内の各種チーム医療に参加しています。入院及び外来の患者様へ最善の薬物療法を提供できるよう、各部門と連携して薬剤業務を行っています。

調剤業務

 電子カルテシステム、及び薬剤部内システムを使用し、安全かつ効率的な調剤を行っています。患者様ごとに薬歴管理、重複投与、相互作用等の処方チェックを行っております。調剤過誤防止、調剤の迅速、効率化を図るため、自動錠剤分包機、散薬監査システムを導入しています。

TPN・抗がん剤無菌調製

  抗がん薬の計量調剤は安全キャビネットを用い、万全の事故防止体制で行っています。ほかにもレジメン(抗がん剤の投与量・投与速度などの記載された投与計画書)や治療スケジュールの作成援助、薬歴管理、処方監査も併せて行っています。

  また食事がとれない患者さまのための高カロリー輸液の無菌調製については、クリーンベンチにて実施し衛生的・無菌的に調製しています。

無菌調剤の様子その1
無菌調剤の様子その2

薬剤管理指導業務・病棟業務

ベッドサイドでの服薬指導の様子

ベッドサイドでの服薬指導の様子

  入院患者さまに服薬中の薬や注射薬について説明・指導を行い、相互作用の有無や副作用の確認、持参薬の鑑別・管理など薬物療法への全面的な支援を行っています。

  また、病棟に薬剤師が常駐し医薬品の適正使用・安全管理にむけて業務を行っています。

 「薬あるところに薬剤師あり」をモットーに、ほぼすべての入院患者様に薬剤師が薬学的管理を実施しています。

チーム医療への参画

  医師、看護師、メディカルスタッフとともに、多職種の中で専門性を発揮し、よりよい治療を行えるように活動しています。

  感染制御チーム(ICT)、抗菌薬適正使用支援チーム(AST)、栄養サポートチーム(NST)、褥瘡管理チーム、認知症サポートチームなど様々な医療チームに参加しています。

医薬品情報(DI)業務

  医薬品情報業務とは、医薬品に関する様々な情報を収集、整理、提供する業務のことです。

  情報を早く・正確に製薬会社・書籍・インターネット等で入手し、医薬品情報室で管理しています。その中から必要な情報を抽出して、医師や他の医療従事者に提供しています。

院内製剤

 治療に必要でありながら市販されていない特殊な薬剤を、医師の依頼に基づいて調製しています。

研修・教育体制

  新人薬剤師の教育スケジュールとしては、調剤業務を中心としたセントラル業務から開始します。薬が実際に患者様に届くまでの流れや病院でのルール、社会人としてのマナーを学んでいきます。

  2カ月目からは、病棟での服薬指導を中心として始めていきます。先輩薬剤師と一緒に同じ患者さんを担当する事で臨床の力をつけていきます。

  3か月後からは、病棟業務を開始します。担当病棟は数年でサイクルしジェネラリストしてどんな患者様でも対応できるようになることを目指します。

  また、1年目から先輩薬剤師と一緒にチーム医療も開始します。そのような中で関心のある領域でのスペシャリストとしての研鑽を深めるよう指導します。

スケジュール一例

■~3カ月 調剤・注射払出等基本となる業務の手順を学ぶ(その後も継続的に実施)

■2カ月後~ 通常業務ローテーションに入り、基本業務以外の業務(抗がん剤・注射剤ミキシング、院内製剤、ワクチン管理、輸血用血液製剤の管理、麻薬の払い出し等)を学ぶ

■2カ月後~ 服薬指導を開始する(先輩薬剤師と一緒に)

■3カ月後~ 病棟業務を開始する(先輩薬剤師と一緒に)

■2~3カ月後~ 日直業務・フレックス業務の準備を開始 院内チーム活動等、他部署と関わる業務に携わる

■5カ月後~ フレックス勤務開始

■6カ月後~ 日直業務の開始

病院実習受け入れ

 薬学生の病院実務実習の受け入れを行っています。

 

薬薬連携

専門・認定薬剤師

学 会 名

認 定 名

取得人数

日本病院薬剤師会

病院薬学認定薬剤師

2名

日本薬剤師研修センター

認定実務実習指導薬剤師

2名

日本化学療法学会認定

抗菌化学療法認定薬剤師

1名

日本臨床栄養代謝学会

栄養サポートチーム専門療法士

1名

日本病態栄養学会

NST研修修了薬剤師

1名

京都府糖尿病療養指導士認定委員会

京都府糖尿病療養指導士

2名

  

京都府肝炎コーディネーター

3名

主な業務実績

項        目

2018年度

2019年度

2020年度

2021年度

2022年度

2023年度 2024年度

院外処方箋発行率(%)

94.6%

95.8%

96.8%

93.7%

88.5%

95.5% 95.6%

薬剤管理指導(件数)

6155件

6398件

5518件

5631件

5469件

5917件 5789件

退院時薬剤情報管理指導料(件数)

1188件

1287件

1210件

1278件

1289件

1428件 1477件

抗がん薬無菌調製処理料(件数)

86件

87件

75件

70件

62件

61件 59件

高カロリー等無菌製剤処理料(件数)

720件

373件

176件

411件

347件

618件 757件

薬剤師長ごあいさつ

薬剤師長 和田 昭

近年、医療制度を取り巻く環境は急速に変化し、薬剤師の業務内容もここ数年で大きく拡大し変化しています。しかし、どのように環境が変化しようとも、薬剤師の業務の根幹は「医薬品の適正使用推進による薬物治療の有効性と安全性の確保」であると言えます。

 病棟での薬剤師は、患者様の薬に関連する様々な問題点を抽出し、医師、看護師をはじめとした医療スタッフと情報交換及び共同し、問題解決を模索しています。しかし、この極めて基本的ではありますが、重要な薬剤業務が確実に行えるようになるには、薬の知識はもとより、病態や治療法、有効性や安全性を評価するための様々な専門知識と豊富な経験が必要になります。日々の研鑽を忘れず、真摯に症例に向き合うことが、解決に繋がると考えています。

 担当した患者様に対して最善の薬物治療を提供するとともに、継続的な医療の質的向上への取り組みを実践することにより、これからも薬の専門家として薬物治療の有効性と安全性の確保に責任をもって貢献していきたいと考えています。

 

                         薬剤師長 和田 昭

病院見学

薬剤部では薬学生を対象に病院見学を受け入れています。希望日に応じて随時受入れを行います。

問い合わせ先 薬剤部 薬剤師長 和田 昭 まで

e-mail:[email protected]  電話番号:0772-82-1500(代表)

この記事に関するお問い合わせ先

京丹後市立久美浜病院 事務部 管理課
〒629-3403
京都府京丹後市久美浜町161番地
電話番号:0772-82-1500 ファックス:0772-82-1504
お問い合わせフォーム

更新日:2025年11月26日