一瞬の痛みで一生が救われる

重い障害をもたらす病原体は、身近に存在します。
今回は、予防接種の中でも、乳幼児の間にぜひとも受けておきたい“定期接種”を紹介します。
定期接種は、対象者が無料で接種できます。対象者の確認など詳しくは、健康推進課へお気軽にお問い合わせください。

DPT ワクチン

ジフテリア・百日せき・破傷風(はしょうふう)を予防するための三種混合ワクチンです。一定の期間を空けて4 回接種します。
百日せき菌は、かかると3 カ月ほど、せきが続きます。小さい赤ちゃんもよくかかる病気です。
破傷風菌は、土の中にいる菌で、ちょっとした傷口からでも体内に侵入します。砂遊び、外遊びをする時期までに接種を済ませましょう。

ポリオワクチン

ポリオウイルスは、子どもの手足などに麻痺(まひ)を起こす怖い病気です。海外からウイルスが入ってくる可能性もあるので、先送りせずに受けましょう。

MR ワクチン

麻しん(はしか)、風しん(3 日はしか)を予防するための混合ワクチンです。一定の期間を空けて2回接種します。
麻しんにかかると高熱が続き、発しんがでます。また、抵抗力が落ちて肺炎などにかかりやすくなるので要注意です。
風しんの怖さは、妊婦がかかると、お腹の赤ちゃんに大きなトラブルを起こすことが知られています。
これらを予防するために、忘れずに確実に接種しましょう。

日本脳炎ワクチン

発症すると、意識障害やけいれんなどに陥り、最悪の場合死に至ることもあります。一定の期間を空けて4 回接種します。
3 歳から16歳までの方は、時期を逃さず、なるべく早目に接種をスタートしましょう。

BCGワクチン(はんこ注射)

はんこの跡が残ってOK

生後3 カ月から5 カ月の間に受けます。
赤ちゃんの結核性髄膜炎(ずいまくえん)を予防します。

かかる前に防ぐ“任意接種”

インフルエンザ予防接種などの任意接種の多くは有料ですが、ヒブ、小児用肺炎球菌、HPVワクチンは、平成 25年3月末までは無料(対象者の方のみ)で受けることができます。

対象者については、お問い合わせください。

ウイルスデビルVSワクチンマン

イラスト(ウイルスデビル)

人を困らせる病原体 ウイルスデビル

VS

イラスト(ワクチンマン)

体を守る正義の味方 ワクチンマン

(イラスト)こどもの体にウイルスデビルが入っていく

ウイルスデビルは、いつ体に入り込むかわからない。

ウイルスデビル「 ワーッ、ワーッ」
ウイルスデビル「 困らせてやるー」

(イラスト)ワクチンマンがウイルスデビルをやっつけている

でも、ワクチンマンが体内にいると・・・。

ワクチンマン「 トゥ!!」
ウイルスデビル 「ヒィー!!」

(イラスト)ワクチンマンに撃退されて、ウイルスデビルが逃げていく

ウイルスデビルを撃退。

ワクチンマン「 悪さはさせないぞ!!」
ウイルスデビル 「逃げろー!!」

(イラスト)あんしんしたこども

予防接種で安心。

(イラスト)勝利のポーズを決めるワクチンマン

ありがとう。

ワクチンマン!

よくあるご質問

質問:みずぼうそうや、おたふくかぜも予防接種が必要なの?

回答

重い後遺症が残ることや、命に関わることもあるので、感染する前に接種することをおすすめします。

質問:インフルエンザの予防接種は何歳から受けられるの?

回答

生後6ケ月の赤ちゃんから接種できます。

注意事項

予防接種により、まれに重篤な副作用が生じることがあります。
予防接種に関するご相談は、健康推進課保健師までご相談下さい。

この記事に関するお問い合わせ先

健康長寿福祉部 健康推進課
〒627-0012
京都府京丹後市峰山町杉谷691番地(福祉事務所)
電話番号:0772-69-0350 ファックス:0772-62-1156
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更新日:2018年03月27日