減塩しましょう!

今年度から、総合検診の検査項目に、「塩分摂取量」が加わりました。これは尿のナトリウム濃度とクレアチニン濃度により、前日の1日の塩分摂取量を計算したものです。皆さんの結果はいかがでしたか?
塩分は体にとって必要なものですが、とり過ぎると胃がんのリスクが高まったり、血圧が上昇したりするなど、皆さんの健康を脅かすものになります。
日本の食生活では、伝統的にしょうゆやみそ、漬物など塩を用いた調味料や食品を多くとる傾向があります。めん類の汁は残す、風味づけに香味野菜を使うなど、できるところから減塩に取り組んで、うす味に慣れていきましょう。

食塩摂取量の目標(男性8g未満、女性7g未満)

食事に含まれる塩分量の目安

食事に含まれる塩分量の比較をしているイラスト
食事に含まれる塩分量の表
食品名 塩分量
ポタージュ1杯 塩分1.2グラム
あじの開き小1枚(60グラム) 塩分1.2グラム
たくあん2切れ(20グラム) 塩分1.5グラム
ハム3枚 塩分1.5グラム
味噌汁1杯 塩分1.5グラム
梅干し1個(10グラム) 塩分2.0グラム
カレーライス1人前 塩分3.3グラム
塩ざけ1切れ(40グラム) 塩分3.5グラム
天丼1人前 塩分4.1グラム
にぎり寿司1人前(しょうゆ込み) 塩分5.0グラム
きつねうどん1人前 塩分5.3グラム
カップめん1個(100グラム) 塩分5.5グラム

調味料の塩分

調味料の塩分の表
大さじ1 小さじ1
濃口しょうゆ 塩分2.6グラム 塩分0.9グラム
薄口しょうゆ 塩分2.9グラム 塩分1.0グラム
食塩 塩分17.8グラム 塩分5.9グラム
あら塩 塩分14.5グラム 塩分4.8グラム
みそ 塩分2.2グラム 塩分0.7グラム
みそ

減塩のコツ

  1. 新鮮な食材を用い、素材の味を生かした料理を
    調味料の味ではなく、食材の持ち味を生かしましょう。
  2. 香辛料、香味野菜や果物の酸味を利用する
    こしょうや七味、しょうが、ねぎなどを組み合わせていただきましょう。
  3. だしをしっかりきかせて調味する
    昆布やじゃこ等、だしの味を生かせば汁物や煮物の塩分を少なくできます。
  4. 具だくさんのみそ汁にする
    具をたくさん入れると素材の旨味がたっぷり出て、薄味でも美味しく感じられます。具をたくさん入れることで、汁も少なくなります。
  5. 外食や加工食品を控える
    目に見えない塩が隠れているので注意しましょう。
  6. 漬け物は控える
    できるだけ食べる頻度を少なくしましょう。
  7. 調味料をかけすぎないように
    まずは味をみて、かけしょうゆが必要な時は少量にしましょう。
  8. めん類の汁は残す
    全部残せば、2~3グラムの減塩になります。
  9. 野菜や果物をしっかりとりましょう
    野菜や果物に多く含まれるカリウムが、ナトリウム(塩)を体外に排出してくれます。野菜は1日350グラムを目標に、しっかりとりましょう。
減塩
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更新日:2018年03月27日