「丹後のびのび体操」で健康な体づくりを

生涯現役!めざせ健康長寿!「☆からだ・寿命・元気☆たんごのびのび体操」で介護予防に取り組みませんか?

市ではオリジナルの介護予防体操「 ☆からだ・寿命・元気☆丹後のびのび体操」( 通称:丹後のびのび体操) を考案し、地域に広めています。

「丹後のびのび体操」とは?

要介護の原因となりやすい加齢による衰弱(※フレイル)を予防し、転倒骨折、認知症などを防ぐための体操で、「ウオーミングアップ」「筋力トレーニング」「有酸素運動と二重課題」「クーリングダウン」の4 つの体操(全体で約40 分程度)で構成されています。
※フレイルとは…加齢とともに筋力や活動が低下し、要介護状態に陥りやすい状態のこと。ま
た、認知機能障害やうつなどの心理面、閉じこもりなどの社会面での活動の低下も含まれる。しかし、早期に発見して対応すれば、生活機能が維持向上し、健康寿命を延ばすことができる。

取り組みの効果

取り組みの初回日と3カ月後に体力測定を実施しています。これまでの測定では、転倒予防に必要な下肢筋力や、バランス能力が向上したという結果が出ています。特にチェアアンドスタンド(図1)、5m歩行(図2)、開眼片足立ち(図3)の項目では数値が大きく向上しており、丹後のびのび体操は介護予防に有効であることが証明されています。

図1

図1

図2

図2

図3

図3

取り組みの輪がどんどん広がっています

丹後のびのび体操が誕生してからもうすぐ丸3 年。取り組みの輪はどんどん広がり、現在では市内の17 地区で約400 人が週1回、地区の公民館等で丹後のびのび体操に取り組んでいます。いつまでも生き生きと自分らしい生活が送れるように、生涯現役、健康長寿を目指して、皆さんも丹後のびのび体操に取り組んでみませんか?

丹後のびのび体操の取組地区(平成30年9月現在)
町名 地区名
峰山町 菅区
大宮町 奥大野区、三重区、河辺区、久住区
網野町 掛津区
丹後町 是安区、古間地区、宇川地区、尾和区、谷区
弥栄町 溝谷区、井辺区、堤区、外村区、芋野区、和田野区

 

取り組み地区の声

三重区

大宮町三重区

体操に取り組んでもうすぐ丸3年がたちます。1週間に1回、みんなの顔が見られてうれしいし楽しみです。体操をすると気持ちが良くて、ちょっとでも体操を休むと体がしんどくなるくらい習慣になっていて、続けることは良いことだと実感しています。

和田野区

弥栄町和田野区

今年の6月から体操に取り組んでいます。1人ではなかなか続かないですが、みんなと一緒だと楽しく続けられます。介護予防にぴったりの体操だと思うので、毎週参加できなくても、楽しく続けていきたいです。

皆さんの地区でも「丹後のびのび体操」を始めてみませんか?

実施にあたっては以下の4 点の確認をお願いします。

  • DVDを視聴できる設備があること
  • 椅子があること(ただし低い座椅子を除く)
  • 3カ月間は毎週1回取り組むこと
  • おおむね5人以上の集いであること

 ※DVDプレーヤーとパイプ椅子は市から貸し出し可能(3カ月間)です。

その他

ケーブルテレビでも毎日14時45分から約10分間、丹後のびのび体操の取り組みの様子を放映しています。また、市職員まちづくり出前講座のメニューに「丹後のびのび体操の紹介」が新たに加わりました。介護予防体操の話と体操の一部分を紹介します。ぜひご活用ください。

この記事に関するお問い合わせ先

健康長寿福祉部 健康推進課
〒627-0012
京都府京丹後市峰山町杉谷691番地(福祉事務所)
電話番号:0772-69-0350 ファックス:0772-62-1156
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更新日:2018年12月27日