パラスポーツ講演会
あきらめたことをあきらめないー辰己博実選手講演会―
令和4年12月2日、東京パラリンピックカヌー日本代表選手の辰己博実選手を講師に、令和4年度パラスポーツ講演会を開催しました。
講演には、市内のスポーツ団体や指導者など約50名の参加がありました。
講演の中で、スノーボード中の事故により車いすの生活が始まり、最初は何もできなかったところから、少しずつパラカヌーやスノーボードなどに打ち込んできたことについて、「障害をもつと何もできないと思っていたが、自分がやりたいと思えば実際は、回りのサポートでたくさんのことが出来た。自分の姿をみて、仲間のサポートも増えた」などと話され、また、友人からは、「できないことより出来ることの方が多いんじゃない?」と、言われたエピソードなどを紹介されながら、力強く語られていました。
参加者からは、「したいことや好きなことに打ち込み続けることで、新しい世界が見えてくるという辰己さんの話に、自分で限界を作らず一歩踏み出してみることの大切さを感じた」などの感想が寄せられました。
カヌー競技の説明をする辰己氏
映像でトレーニングの様子を紹介
東京パラリンピック日本代表選手による講演会を開催します!!
本市では、「市民が楽しみともにつくるスポーツのまち」をコンセプトに、スポーツ施策を推進し、市民の誰もが、目的やライフステージに応じてスポーツに取り組むことができるスポーツ振興を目指すとともに、スポーツを通じて京丹後市の活性化を図ることとしています。
年齢、性別、能力、障害の有無に関係なく多様な参加者が交流できる場の創出に取り組むべく、多くの方に障害者スポーツとその魅力や可能性について理解を深めることを目的とした講演会を開催します。
講師は、東京パラリンピックカヌー競技日本代表選手の辰己博実氏にお越しいただき、カヌー競技や様々なフィールドでの活躍されている辰己氏の挑戦について、お話ししていただきます。
多くの皆さまのご参加をお待ちしております。
【プロフィール】
辰己 博実(たつみ ひろみ)氏
徳島県生まれ 北海道在住
2008年スノーボード中の事故で、脊椎を損傷し、車いす生活になる。
あきらめずに挑戦を続けること、工夫とアイデアで可能性が広がることを実感し、自身の可能性を確かめるため競技カヌーを始める。
競技カヌー以外にも、サーフィン、スノーボードと広く活動する一方、現在は、北海道でアウトドアツアーガイドとしても活動。
モットーは、「やりたいことはやる!」
2021年 東京パラリンピックカヌー競技 出場
2022年 パラカヌー世界選手権 8位入賞
パラスポーツ講演会チラシ (PDFファイル: 447.8KB)
日時
2022年12月2日(金曜日)19時30分~21時00分(予定)
場所
アグリセンター大宮 多目的ホール(19時00分開場)
参加申込
参加無料(申込不要)
演題
『あきらめたことをあきらめない』
講師
辰己 博実 (たつみ ひろみ)氏
〔東京パラリンピックカヌー競技日本代表〕
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教育委員会事務局 生涯学習課
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京丹後市大宮町口大野226番地(大宮庁舎)
電話番号:0772-69-0630 ファックス:0772-68-9061
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更新日:2023年01月12日