妊婦さん向け情報

産後の床上げ

 床上げとは、お布団で横になっている生活から少しずつ動き始める時期。昔から「床上げ3週間」と言われるように、退院して3週間はとにかく休養することが大切です。「動けるから大丈夫」「上の子もいるし寝ていられない」と無理をすると、思わぬ不調や更年期になってから影響が出ることも。食事の準備や片付け、洗濯、掃除などの家事はできる限り周りの人に頼み、ママは授乳とオムツ替えなどのお世話以外は、赤ちゃんと一緒に横になるようにしましょう。

 産後間もない頃は、出産時にできた「傷」と「母乳」の悩みが一番多いといわれています。避けては通れないものですが、我慢のしすぎは禁物。育児そのものが辛くなってしまうこともあるので、出産病院や近隣の「母乳外来」「母乳相談」などで早めに悩みを解消しましょう。また、出産後しばらくは骨盤や骨盤底筋がゆるんでいるため、腰痛や尿もれなど様々な症状にも悩まされます。体がしっかり回復するまでは、重いものを持ったり長時間の立ち仕事を避け、冷えにも気をつけましょう。とくに尿もれは産後かなり経ってからの相談もありますが、座っている時や立っている時に肛門をキュッと締める、排尿を途中で止める、というエクササイズを意識的に続けることで改善します。生活の中で人知れずできますので、産後はぜひ試してみてください。

 今もまだ、感染状況により、出産の立会いや入院中の面会が制限される病院があります。ホルモン変化によるメンタル不調に加え、出産前後に不安や孤独感を抱えやすくなっており、産後のメンタルケアがとても大切になっています。からだの回復と心の安定のため、退院後にしっかり休養できるよう、産後の過ごし方について今から家族と話し合っておきましょう。

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更新日:2024年04月01日