先般開催された日米首脳会談において、北朝鮮などの最近のミサイル開発状況に鑑み、日米において弾道ミサイルの防衛態勢を強化することが合意されました。
このような中、去る2月26日、国（防衛省）から、日本で青森県つがる市に次いで2基目となるXバンド・レーダーの追加配備の候補地として、丹後町袖志にある航空自衛隊経ケ岬分屯基地にしたい旨の申し入れがありました。
市といたしましては、まず住民の安全安心の確保が大前提であるという考えから、今回の施設整備の全体の概要、地域や住民に与える諸影響について、早急に住民説明会を開催するよう国（防衛省）に要請してきたところです。
今般、国との調整が整い、当面下記のとおり住民説明会を開催する運びとなりました。具体的な内容を当局から直接ご説明いただく機会ですので、多くの皆さんにご参加いただきますようご案内いたします。

今回の住民説明会の対象は、直接の立地町域である丹後町の皆さんを中心に想定しています。（他町の方でも、もちろん参加していただいて結構です）
なお、丹後町以外の地域にお住まいの皆さんには、本市全域を対象とした住民説明会についても現在調整中ですので、別途ご案内いたします。
また、京丹後市議会議員全員協議会で3月13日（水曜日）午後4時30分頃（当日の議会進行の中で若干前後することがあります）から、国による説明会が行われます。この様子はケーブルテレビ及び市のホームページの市議会ライブ中継（京丹後市議会インターネット議会中継）で放映される予定ですので、ご覧ください。

Xバンド・レーダーは米軍が弾道ミサイルを探知・追尾するものとして開発・配備している防衛専門のレーダー。
※なお、Xバンド・レーダーの追加配備に関する金澤防衛事務次官と中山京丹後市長との面談内容につきましては、全文を掲載しています。