ツキノワグマにご注意ください

 例年6月頃からクマの行動が活発になり、京丹後市においても山間部に限らず市街地でも、毎年多くの目撃情報が寄せられています。
 クマとの遭遇を避けるために、次のようなことに十分注意してください。

水辺のクマの写真

クマに出会わない工夫をしましょう

 本来、クマは臆病な性格ですが、人とばったり遭遇して身の危険を感じると、人を襲う可能性が高くなります。クマとの遭遇を避けるため、次のことを心がけましょう。 

  • ひとりで山に入ることは避ける。
  • クマの行動が一番活発な時間帯である、明け方と夕方の行動は避ける。
  • 鈴、ラジオなど音のするものを身につける。
  • フンや足あとなどクマの痕跡を見つけたら、そこから引き返す。

痕跡

熊の爪痕と糞の写真

(左:爪痕、右:糞)

クマに出会ってしまったら

クマは、動く対象を追いかける習性がありますので、次のことを心がけましょう。

クマがこちらに気づいていない時

ゆっくりとクマから見えないところまで離れる。クマをおどろかすので大声を出したり、走って逃げるのはやめましょう。

クマがこちらに気づいて逃げていく場合

周囲の状況に気を配りながら逆の方向にゆっくり離れる。

クマが気づいて近づいてくる場合

クマの動きを十分確認しながら、背を向けずにゆっくりと離れる。

子グマに出会った場合

子グマに出会っても近寄らない。子グマの近くには母グマがいる可能性が高いため、速やかにその場所を離れる。

クマをひきつけ寄せないように

 クマは美味しい食べ物の味を一度知ると、その場に執着するため、次のことに注意しましょう。

  • 生ごみの放置や田畑への残飯撒きはしない。
  • クマの好物である柿や栗は早めに収穫するか、電気柵やトタン巻きなどで守る。収穫予定のない庭先の果樹などは放置しないで取り去る。
  • 里と山との間に隠れるヤブがなくなると、クマが里へ出にくくなるため、人家周辺のヤブなどを適切に刈り払い、クマの隠れ場となる場所を取り除く。

クマによる人身事故の防止や集落への出没を減らすためには、一人ひとりの注意がより一層大切となります。皆さまのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

連絡先

クマを目撃した場合は下記の連絡先まで通報してください。

  • 京丹後市農林水産環境部農林整備課
    電話番号:0772-69-0430
  • 丹後広域振興局
    電話番号:0772-62-4300
  • 京丹後警察
    電話番号:0772-62-0110

外部リンク

クマの目撃情報については下記リンクよりご覧ください。

この記事に関するお問い合わせ先

農林水産部 農林整備課
〒629-2501
京都府京丹後市大宮町口大野226番地(大宮庁舎)
電話番号:0772-69-0430 ファックス:0772-64-5660
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更新日:2024年10月04日