平成17年度 当初予算の概要

平成17年度京丹後市予算について

『ひと、みず、みどり 歴史と文化が織りなす交流のまち』を将来像として掲げ、平成16年4月1日に誕生した京丹後市の平成17年度予算につきましては、前年度の旧町予算を踏襲した予算とは異なり、新市政による合併後、初めての年間を通した本格的な予算編成となりました。

近年、国・地方とも財政状況は極めて厳しく、国においては「三位一体の改革」、地方においては「行財政改革」を例外なく実施しており、本市につきましても、平成16年8月に「行財政改革推進室」を設置したこともあり、平成17年度は『行財政改革元年』と位置付けて、スリム化・簡素効率化を図るため、具体的な取り組みを実施していきます。
本市の財政状況は、合併準備等に係る地方債残高の増加、基金の減少、市税についても長引く不況により伸び悩み、加えて、16年秋に襲来した台風23号による激甚災害による復旧経費を予算計上したこともあり、極めて厳しい予算編成となりましたが、地方交付税を最大限見込むとともに行政内部経費の削減を図り、また、山積する行政課題・多様化する住民要望に対応していくため、基金繰入金、市債など後年度の財政運営を考慮しつつ財源を確保しています。
なお、財政状況が厳しい中、市民との協働、市民に開かれた透明性の高い市政を推進し、もって市民の市政に対する理解度を深めていただくことを願い、市民総監視の中での予算編成とするため、予算編成の途中の段階で地域要望の第1次査定状況を公開し、地域要望の予算措置を再度確認していただく取り組みも実施しました。

京丹後市の平成17年度一般会計予算としましては、289億8,000万円であり、平成16年度一般会計予算の356億円と比較しますと前年度比18.6%減となっており、超緊縮型の予算としています。

※前年度予算比較
311億2,575万円(旧町分除く) -21億4,575万円(-6.9%)
356億円(旧町分含む) -66億2,000万円(-18.6%)

京丹後市には、一般会計の他に14種類の特別会計と水道事業、病院事業という2つの企業会計を設置しており、特別会計の予算総額は、227億2,380万円、また、企業会計の予算総額は、77億4,927万円としています。
平成17年度の京丹後市の総予算規模としましては、594億5,307万円としています。

平成17年度の主な事業については、現在、京丹後市総合計画を策定中でありますが、合併時の新市建設計画の将来像を実現するための3つの基本的な考え方

(基本理念)
「豊かな自然や歴史・文化の恵みを住民のくらしに積極的に活かしていきます」
「ともに支え合い、安心して暮らせる健康・福祉のまちづくりをめざします」
「ひとが育ち、未来に飛躍するにぎわいのあるまちづくりを進めます」

を念頭に置き、京丹後市として活力と魅力あるまちづくりを推進するため、非常に厳しい財政状況でありますが、合併直後の住民生活に支障が生じることのないよう、また、厳しい中にも夢のある新規事業、産業の活性化、観光振興、環境対策へ資する事業、そして台風23号の教訓を生かした災害に強いまちづくりのための事業を予算計上しています。(別表『一般会計の主要事業等』をご覧ください。)

平成17年度会計別予算額

歳入

歳出

グラフで見る予算

平成17年度一般会計の特定財源の状況

平成17年度一般会計の主要事業等

基金の状況

地方債の状況

記者会見資料

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更新日:2018年03月27日