第2期京丹後市環境基本計画について

~自然・ひと・活動が共生し、環をなすまちづくり~

第2期京丹後市環境基本計画

計画の策定にあたって

 京丹後市は、京都府北部の丹後半島に位置し、豊かな山々を源流とする河川流域により盆地が形成され、海岸は岩礁帯から砂丘、湾や入江など多様な自然形態を持つなど、豊かで美しい自然環境を形成し育んでいます。私たちはこの豊かな自然と生活環境を享受し、かけがえのない財産として将来の世代に引き継ぐ責務を有しています。

 人間の活動に伴う地球環境の悪化が明らかとなり、回復不可能な変化が引き起こされようとしている今、私たち一人ひとりが環境の有限性を認識し、環境に接する行動、活動全般を環境負荷の少ないものに改めていくことが求められています。

 京丹後市は「環境対策の地域展開は地域社会の持続可能性と強靭性を育む取組であって、地域の生み出す付加価値を増大させるもの」とする京丹後市美しいふるさとづくり条例の認識に基づき、美しいふるさとの自然環境を守り次代に継承するまちづくりを目指します。

 

※強靭性 刻々と変化を続ける自然界や人間界に形をとって現われる事実に対して、社会的な仕組みをもって適応し、持続する、粘り強い状態を表します。

※京丹後市美しいふるさとづくり条例 2017年に全部改正を行った本計画の策定を規定する京丹後市の条例。「美しいふるさとの自然環境を守り次代に継承するまちづくり」のため、環境の有限性を深く認識し、自然環境にやさしい持続的な生活環境の確保に努めるものとし、市民の主体的かつ能動的な保全活動・環境資源活用を促進することとしています。

※山陰海岸国立公園『久美浜湾』

計画の背景

 2009年から2018年度の第1期環境基本計画が終期を迎えたことに加え、2016年から2017年にかけ京丹後市総合計画の第2次計画・基本計画を策定し、環境分野の基本的な条例とするため「京丹後市美しいふるさとづくり条例」の全部改正を施行するなど、これらの進展を受け第2期京丹後市環境基本計画を策定するものです。

計画の目的

 本計画は、自然・生活環境の変化を受け入れ適応していくことの意識の醸成と、環境・社会・経済それぞれの分野別課題を統合的に解決していく市民社会を実現するための基本的な方向を示すものです。京丹後市が取り組むまちづくりを環境視点から表し、推進していくことを目的としています。

この記事に関するお問い合わせ先

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京都府京丹後市峰山町杉谷889番地(峰山庁舎)
電話番号:0772-69-0240 ファックス:0772-62-6716
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更新日:2019年10月11日