第4次京丹後市地域福祉計画

ささえ愛 たすけ愛 ふれ愛のまち 京丹後

第4次京丹後市地域福祉計画を策定しました

計画策定の趣旨と位置づけ

 近年、本格的な人口減少社会の到来や少子高齢化社会の進行、核家族化、単身世帯が増加するなど、社会構造の変化とともに地域のつながりが希薄化しています。また、様々な分野の課題が同時にいくつも絡み合って複雑化・複合化し公的な福祉サービスのはざまにある事例などが発生しています。

 市では、地域福祉計画を策定し制度・分野ごとの「縦割り」や「支え手」「受け手」という関係を超えて、住民一人ひとりの暮らしと生きがい、地域をともに創っていく「地域共生社会」の実現を目指し取り組みを進めてきました。

 一方、社会福祉法人京丹後市社会福祉協議会では、地域福祉活動計画を策定し、民間の福祉活動の中心として、さまざまな福祉事業の実施、住民主体の福祉活動の支援・促進の取り組みを進めてきました。

 両計画は、いずれも地域住民を主役として地域福祉の推進を目指すもので、地域福祉のあるべき姿を描いており、密接不可分の関係にあります。

 更なる京丹後市民の福祉の向上及び地域福祉の充実を図るため、両計画を一体化して策定し、第2次京丹後市総合計画に掲げる地域福祉施策の最上位計画として位置づけています。

計画の基本理念と目標

 少子高齢化に伴う人口減少、情報化の進展など、急速な時代の変化に伴い、福祉分野における行政の役割はますます複雑化・高度化しています。また、近年、頻発する大規模な自然災害や新型コロナウイルス感染症により、人と人とのつながり方や支援の方法などについて新たな対応の検討が必要となっています。

 そのような中、希薄化している地域のつながりや絆を回復させ、安全・安心で生きがいを持って健康的に住み続けられる環境の整備が求められています。また、地域が元気に“輝く”、市民主役のまちをつくるには、「地域力」を高めることが必要です。

 市民総幸福の最大化を目指したまちづくりを進めるため、市民一人ひとりの地域に対する思いや福祉に対する意識を高めるとともに、制度・分野ごとの「縦割り」や「支え手」「受け手」という関係を超えて、地域住民が主体的に「我が事」として参画し、人と人、人と資源が世代や分野を超えて「丸ごと」つながることで「地域力」を高め合い、市民一人ひとりの暮らしと生きがい、地域をともに創っていく真の地域共生社会の実現を目指します。

基本理念:ささえ愛 たすけ愛 ふれ愛のまち 京丹後

基本目標:1.支え合う人づくり

       2.安心・安全の仕組みづくり

       3.ふれあいの場づくり

       4.生涯現役を支える環境づくり

計画の期間

 本計画の計画期間は、令和4年度から令和8年度までの5か年とし、必要に応じ見直します。

この記事に関するお問い合わせ先

健康長寿福祉部 生活福祉課
〒627-0012
京都府京丹後市峰山町杉谷691番地(福祉事務所)
電話番号:0772-69-0310 ファックス:0772-62-1156
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更新日:2022年09月16日