減塩しましょう!
今年度から、総合検診の検査項目に、「塩分摂取量」が加わりました。これは尿のナトリウム濃度とクレアチニン濃度により、前日の1日の塩分摂取量を計算したものです。皆さんの結果はいかがでしたか?
塩分は体にとって必要なものですが、とり過ぎると胃がんのリスクが高まったり、血圧が上昇したりするなど、皆さんの健康を脅かすものになります。
日本の食生活では、伝統的にしょうゆやみそ、漬物など塩を用いた調味料や食品を多くとる傾向があります。めん類の汁は残す、風味づけに香味野菜を使うなど、できるところから減塩に取り組んで、うす味に慣れていきましょう。

食事に含まれる塩分量の目安

食品名 | 塩分量 |
---|---|
ポタージュ1杯 | 塩分1.2グラム |
あじの開き小1枚(60グラム) | 塩分1.2グラム |
たくあん2切れ(20グラム) | 塩分1.5グラム |
ハム3枚 | 塩分1.5グラム |
味噌汁1杯 | 塩分1.5グラム |
梅干し1個(10グラム) | 塩分2.0グラム |
カレーライス1人前 | 塩分3.3グラム |
塩ざけ1切れ(40グラム) | 塩分3.5グラム |
天丼1人前 | 塩分4.1グラム |
にぎり寿司1人前(しょうゆ込み) | 塩分5.0グラム |
きつねうどん1人前 | 塩分5.3グラム |
カップめん1個(100グラム) | 塩分5.5グラム |
調味料の塩分
大さじ1 | 小さじ1 | |
---|---|---|
濃口しょうゆ | 塩分2.6グラム | 塩分0.9グラム |
薄口しょうゆ | 塩分2.9グラム | 塩分1.0グラム |
食塩 | 塩分17.8グラム | 塩分5.9グラム |
あら塩 | 塩分14.5グラム | 塩分4.8グラム |
みそ | 塩分2.2グラム | 塩分0.7グラム |


減塩のコツ
- 新鮮な食材を用い、素材の味を生かした料理を
調味料の味ではなく、食材の持ち味を生かしましょう。 - 香辛料、香味野菜や果物の酸味を利用する
こしょうや七味、しょうが、ねぎなどを組み合わせていただきましょう。 - だしをしっかりきかせて調味する
昆布やじゃこ等、だしの味を生かせば汁物や煮物の塩分を少なくできます。 - 具だくさんのみそ汁にする
具をたくさん入れると素材の旨味がたっぷり出て、薄味でも美味しく感じられます。具をたくさん入れることで、汁も少なくなります。 - 外食や加工食品を控える
目に見えない塩が隠れているので注意しましょう。 - 漬け物は控える
できるだけ食べる頻度を少なくしましょう。 - 調味料をかけすぎないように
まずは味をみて、かけしょうゆが必要な時は少量にしましょう。 - めん類の汁は残す
全部残せば、2~3グラムの減塩になります。 - 野菜や果物をしっかりとりましょう
野菜や果物に多く含まれるカリウムが、ナトリウム(塩)を体外に排出してくれます。野菜は1日350グラムを目標に、しっかりとりましょう。

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更新日:2018年03月27日