京丹後市食育プログラムを作成しました
京丹後市は、まわりを海や山に囲まれた食材の豊富な地域です。子どもたちを育てていくにはとても良い環境です。しかし、環境だけでは子どもたちの食育はできません。家庭における毎日の食生活での関わりが重要です。その上で、こども園・保育所・学校・行政・地域が連携しながら食育の取り組みを進めていく必要があります。また、地域の食文化や特性を生かしたものであることが、人を育て地域を育てることにつながります。
今回、小学生のいる家庭を対象に食育プログラムの普及啓発資料を作成し、2 月に小学校を通して各家庭へ配布しました。
家庭版食育プログラム啓発資料 (PDFファイル: 1.4MB)
食育プログラムが示す、子どもたちが食育で目指す姿

このプログラムでは、子どもたちが食育で目指す姿に近づけるように、4 つの目標を設けています。
次の世代を担う子どもたちが、親の手を離れる頃には自分の食事をバランスよく選択し自炊できるよう、また京丹後を離れた子どもたちが「やっぱり京丹後の食材はおいしいなぁ」と誇りを持てるよに、家庭で親から子へ日々の食生活を通して、できる事を取り組んでみてください。
4つの目標
基礎となる力
~共食・食事マナーの目標~
家族や仲間と一緒に食事を楽しむ
家庭でできること
- 食事のあいさつ「いただきます」「ごちそうさま」をする。
- 家族で食卓を囲む。
- 手作りの食事をできるだけ取り入れる。
- 3食規則正しく食べる習慣をつける。
基礎を生かす力
~食文化・地産地消の目標~
旬の食材や地元産の食材を選ぶことができる
家庭でできること
- 京丹後の伝統食、行事食を積極的に家庭に取り入れる。
- ごはんを主食とした献立を積極的に取り入れる。
- 旬の食材や地元産の食材を積極的に活用する。
- 家庭菜園や地域の体験活動を通して、栽培・収穫を体験させる。
選択できる力
~朝ごはん・食事バランスの目標~
朝ごはんをしっかり食べる
家庭でできること
- 早寝、早起きを習慣づける。
- 朝ごはんを食べる。
- 主食・主菜・副菜がそろった朝ごはんを心がける。
実践となる力
~調理・お手伝いの目標~
高校卒業時には、献立を考え、食事の準備から後片付けまでができる
家庭でできること
- 家庭でできる簡単なお手伝いを通して、食に対する興味を持たせる。
- 包丁の扱い方を子どもに教え、積極的に家庭で包丁を持つ機会を設ける。
- 火の扱いを子どもに教え、どういった危険があるか十分伝える。
- 自分で買い物ができるよう、家族と一緒に買い物に行く。(食材選びや購入方法を伝える)
- 子どもに家族の食事を作る機会を設ける。
- この記事に関するお問い合わせ先
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健康長寿福祉部 健康推進課
〒627-0012
京都府京丹後市峰山町杉谷691番地(福祉事務所)
電話番号:0772-69-0350 ファックス:0772-62-1156
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更新日:2019年03月30日