新生児聴覚検査

新生児聴覚検査とは

 新生児聴覚検査は、生まれた時のきこえの問題を発見するために、生後間もない時期(生後3日目ごろ)に行う簡易検査です。自動ABRまたはABR(聴性脳幹反応)と、OAE(耳音響放射)の2種類があり、どちらも痛みを伴わず、赤ちゃんが眠っている間に受けることができます。検査結果は「パス(正常)」または「リファー(要再検)」のいずれかの判定になります。

 生まれつき耳のきこえ(聴覚)に問題がある赤ちゃんは1,000人に1~2人といわれていますが、早い時期に異常を発見し、適切な治療や支援を受けることで、ことばの発達などへの影響が最小限に抑えられることが分かっています。きこえの問題の早期発見のため、新生児聴覚検査を必ず受けましょう。

新生児聴覚検査の費用助成について

 京丹後市では、令和4年4月1日以降に生まれた新生児を対象に、新生児聴覚検査にかかる費用の一部を助成する制度を実施しています。

1 対象者

 令和4年4月1日以降に出生した京丹後市に住所を有する(予定を含む)生後28日以内の新生児。

 ただし、長期入院等の理由で、やむを得ず生後28日以内に新生児聴覚検査ができない場合は、この限りではありません。

2 助成回数

 新生児一人につき、自動ABRまたはABR、OAEいずれか1回(初回検査)にかかる費用を一部助成します。

3 助成上限額

 ・自動ABRまたはABR   4,020円

 ・OAE             1,500円

新生児聴覚検査受診券について

 令和4年4月1日以降に妊娠の届出をされる方は、母子健康手帳交付の際に、「新生児聴覚検査同意書兼受診券」をお渡しします。

1 受診券の使用方法

  ・ 「きこえの検査(新生児聴覚検査)のお知らせ」を必ずお読みください。

  ・ 受診券の保護者氏名と生年月日、住所を記入してください。  

  ・ 検査を受ける際は、受診券を医療機関窓口に提出してください。

2 委託医療機関以外で検査を受ける場合

  京丹後市は、京都府医師会、公立豊岡病院と委託契約を結んでいます。(委託医療機関)

  里帰り出産などで委託医療機関外で検査を受ける場合は、一旦全額を自己負担していただき、後日、市に申請することにより助成(上限額の範囲内)が受けられます。

 申請に必要なもの

  ・新生児聴覚検査助成金交付申請書(振込先がわかるものを持参してください)

  ・新生児聴覚検査同意書兼受診券(医療機関にて、太枠内への記載をしてもらったもの)

  ・領収書(医療機関が発行したもの)

この記事に関するお問い合わせ先

健康長寿福祉部 健康推進課
〒627-0012
京都府京丹後市峰山町杉谷691番地(福祉事務所)
電話番号:0772-69-0350 ファックス:0772-62-1156
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更新日:2024年01月19日