デジタルミュージアムF11本願寺 絹本著色当麻曼荼羅図

本願寺 絹本著色当麻曼荼羅図

ほんがんじ けんぽんちゃくしょくたいままんだらず

本願寺 絹本著色当麻曼荼羅図の写真

本願寺絹本著色当麻曼荼羅図 京都府指定文化財

当麻曼荼羅は『観無量寿仏経』に基づいた観経変相図の一種で、当麻曼荼羅信仰によって、数々の転写本が作られるが本図もその一つである。
大きさは根本曼荼羅のほぼ四分の一の大きさで、四分一曼荼羅の一種であるが、本図はかなり縦長のものとなっている。図様としては、原本以来の伝説をひくものであるが、画面の下段に描かれる三輩九品の来迎する聖衆がいずれも坐像であらわされている。
また、その描線は精緻で、彩色も当初のものを良く伝えていて、当代当麻曼荼羅の一典型というべき佳作といえよう。その制作年代は、鎌倉後期の作風を受け継いでいるが、切金などの表現はかたく、南北朝時代まで下ると思われる。

(本願寺所有)

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更新日:2018年03月27日