デジタルミュージアムF14岩屋寺絹本著色釈迦十六善神像

岩屋寺絹本著色釈迦十六善神像

いわやじけんぽんちゃくしょくしゃかじゅうろくぜんじんぞう

岩屋寺絹本著色釈迦十六善神像の写真

岩屋寺絹本著色釈迦十六善神像 京都府登録・京丹後市指定文化財

釈迦十六善神像は大般若経(だいはんにゃきょう)転読の際の本尊で釈迦如来を中心に、それを守護する十六善神を配するものである。その適例は数多く残されているが、本図は鎌倉時代まで上る丹後地方で最も古い作例の一つである。ただ、本図には釈迦の脇侍の文殊普賢(もんじゅふげん)の両菩薩や玄奘(げんじょう)が描かれず、梵天(ぼんてん)、帝釈天(たいしゃくてん)を加えて十六善神の形をとっていて、釈迦十六善神像の中でも珍しい形式のものである。縦105.2センチメートル×横78.1センチメートル

(岩屋寺所有)

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更新日:2018年03月27日