デジタルミュージアムF15岩屋寺絹本著色地蔵菩薩像
岩屋寺絹本著色地蔵菩薩像
いわやじけんぽんちゃくしょくじぞうぼさつぞう
左手に宝珠(ほうじゅ)を持ち右手に錫杖(しゃくじょう)を持つ地蔵菩薩が雲に乗って来迎する姿を描いた、いわゆる地蔵来迎図(じぞうらいごうず)である。地蔵来迎図は平安後期以来数多く描かれた阿弥陀来迎図の影響を受けて成立したもので、鎌倉時代以降流行し、類品も多い。本図も鎌倉時代の一般的傾向に従ったものであるが、保存状態も良く、作風も鎌倉後期の特徴を良く示している。縦116.7センチメートル×横43.9センチメートル
(岩屋寺所有)
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更新日:2018年03月27日