デジタルミュージアムF16岩屋寺絹本著色五大尊像
岩屋寺絹本著色五大尊像
いわやじけんぽんちゃくしょくごだいそんぞう
五大尊像は、不動明王を中心として降三世(ごうざんぜ)・軍荼利(ぐんだり)・大威徳(だいいとく)・金剛夜叉(こんごうやしゃ)の四明王を配するもので、本図のように五尊を一幅に描くもののほか、五幅に描きわけるものもある。縦120.4センチメートル×横70.5センチメートル
修理の際に、軸木から寛元四年(1246年)の年記が発見され、注目されたが、軸木は途中切断され、他材を補っており、当初の軸木かどうか不明である。むしろ、その作風からすれば、画像の制作年代はやや下る可能性もあるが鎌倉時代の絵画として貴重である。
(京丹後市所有)
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更新日:2018年03月27日