デジタルミュージアムF20紙本著色等楽寺縁起

紙本著色等楽寺縁起

しほんちゃくしょくとうらくじえんぎ

紙本著色等楽寺縁起の写真

紙本著色等楽寺縁起 京都府登録・京丹後市指定文化財

竹野神社に伝わる紙本著色巻子装の縁起絵巻。独立した詞書(ことばがき)はなく、連続して展開する絵のみで構成され、適宜画面の所々に説明の文章を書込む。この縁起絵は、麻呂子親王(まろこしんのう)(この縁起では「皇子=わうし」とのみ記される)による丹後の鬼賊退治、七仏薬師分置という寺の創建の物語を描く。前半を欠失するため、原題を知り得ないが、画中文字に、「当寺の本尊は第五番に作りたてまつらせ給ひけり」とあること、また、巻末に寛印供奉(かんいんぐぶ)による再興を伝えていることから、近世の地誌類が一致して七仏薬師の第五番として挙げ、かつ、寛印供奉の再興を伝えている弥栄町等楽寺の縁起とみてまちがいないものと思われる。制作年代は、大和絵(やまとえ)の伝統的な描法のなかに漢画の影響も見られるところなどから一六世紀と考えられている。縦32.0センチメートル、横516.0センチメートル( 11紙継)

(竹野神社所有・京都国立博物館寄託)

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更新日:2018年03月27日