湧田山古墳群(府指定文化財)

湧田山古墳群

わくたやまこふんぐん

湧田山古墳群の写真

史跡 湧田山古墳群 京都府指定文化財(府指定史跡)

 峰山町丹波は、古代の丹波国(のち丹後国)丹波郡丹波郷にあたり、丹波(丹後)地方の中心地と考えられています。周辺地域は丹後地方有数の古墳・遺跡の密集地となっています。
 湧田山古墳群は、丹波と矢田の字界の丘陵上に立地し、大型前方後円墳を盟主とし、大小の円墳を主体として構成される総数約42基からなる丹後地方屈指の古墳群です。当古墳群は、発掘調査が実施されないため内容については不明ですが、同志社大学考古学研究会の行った地形測量調査によると、一号墳は全長100メートルに及ぶ帆立貝式の前方後円墳と考えられています。
 竹野川流域では、弥栄町の黒部銚子山古墳とともに丹後町神明山古墳に次ぐものであり、丹後の古代豪族の勢力等を知る上で重要な遺跡です。

(所在地:峰山町丹波・矢田)

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更新日:2018年05月17日