デジタルミュージアムF37黒部銚子山古墳

黒部銚子山古墳

くろべちょうしやまこふん

黒部銚子山古墳の写真

黒部銚子山古墳 京都府指定文化財

本古墳は、弥栄町黒部、竹野川右岸の丘陵端部に立地する大型前方後円墳である。墳丘は丘尾を切断して構築され、葺石・円筒埴輪の存在が知られている。規模は全長105メートル、後円部径70メートル、高さ10メートルを測り、前方部は東南を向く。墳丘の依存状態はきわめて良好で、非常に整った墳形を呈している。発掘調査が実施されていないため、内部施設、副葬品については不明である。築造時期は古墳時代前期末~中期前半と考えられ、大型前方後円墳の典型的な姿をとどめ、丹後地方の古代豪族の勢力や府下の古墳文化を知る上で大変重要な古墳である。

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更新日:2018年03月27日