デジタルミュージアムF39湯舟坂2号墳

湯舟坂2号墳

ゆぶねざか2ごうふん

湯舟坂2号墳の写真

湯舟坂2号墳 京都府指定文化財

湯舟坂古墳群は、川上谷川の支流の左岸の緩やかな斜面に位置する。6世紀後半に築造された横穴式石室墳で、発掘調査により黄金に輝く金銅装環頭大刀を初めとする豊富な遺物が発見された。環頭大刀は全長122センチメートル前後と推定される長大な双竜式環頭大刀である。柄頭の環内には、大小2対の竜がそれぞれ向かい合って玉をかむ姿を表わした、珍しい装飾が施されている。そのほか、銀装圭頭大刀、刀身、鉄鏃、馬具、金環、銅椀、土師器、200点を越す須恵器等が出土し、出土遺物は一括して重要文化財に指定された。

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更新日:2018年03月27日