アベサンショウウオ基準産地(府指定文化財)、アベサンショウウオ(府登録・市指定文化財)

アベサンショウウオ

あべさんしょううお

アベサンショウウオの写真

(写真:守る会提供)

アベサンショウウオ基準産地 京都府指定文化財(天然記念物)
アベサンショウウオ 京都府登録・京丹後市指定文化財(天然記念物)

 

 サンショウウオ目 サンショウウオ科学名Hynobius abei Sato

 昭和59(1984)年4月に京都府の天然記念物として種が登録された日本特有の両生類で、成体の体長は8~12センチメートルの小型サンショウウオです。色は、背面は暗褐色、腹面は灰青色または淡褐色をしています。
 アベサンショウウオの発見は、昭和7(1932)年4月に当時の中郡長善村姫宮神社(現大宮町善王寺姫御前)付近の竹林内の水たまりで、小学生が新種の小型サンショウウオの幼生(ようせい)を見つけたことが始まりで、京都府より基準産地に指定されました。
 その生息地は極めて限られており、京都府丹後地方(京丹後市大宮町・峰山町・網野町・弥栄町、与謝郡与謝野町)のほか、兵庫県や福井県、石川県の一部で局所的に確認されており、兵庫県「大岡」や京都府「善王寺長岡」は、生息地保護区に指定されています。
 アベサンショウウオは、「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律」(種の保存法)で、国内希少野生動植物種の指定を受けており、環境省のレッドリスト(絶滅のおそれのある野生生物の種のリスト)では「絶滅危惧1A類(CR)」(ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高いもの)とされています。

 

 

 

参考文献

・京都府教育委員会『京都の文化財』第2集 1984年
・京都府教育委員会『京都の文化財』第11集 1993年

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更新日:2018年09月04日