デジタルミュージアムF42野中の田楽

野中の田楽

のなかのでんがく

野中の田楽の様子の写真

野中の田楽 京都府指定文化財

この田楽は、字野中として伝承してきた芸能で、大宮神社の秋の祭礼(10月第2日曜日)に奉納される。女装の少年によるビンザサラ四人・手拍子一人と青年による太鼓四人が笛・鼓のはやしで演じる田楽躍で、(1)飛び開き(2)ハグクミ(3)ササラ踊り(オリワゲ)(4)手踊り(5)扇の舞(ユリ舞とも)とよぶ基本芸能がある。輪になる動きこそ見られないが、二列並立、座替え、あるいはビンザサラをさまざまに使う振など田楽躍の特色をよく残しており、芸能史的にも価値の高い伝承であり重要である。

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更新日:2018年03月27日