デジタルミュージアムF45丹波の芝むくり
丹波の芝むくり
たんばのしばむくり

丹波の芝むくり 京都府登録・京丹後市指定文化財
芝むくりは丹波地区の氏神多久神社の秋祭り(十月の第二日曜日)の祭礼に行われる芸能である。先導一人、太鼓打六人、猿役二人の構成で、巡行する神輿に先行し、所定の要所で演じられる。組み合って連続回転技をみせたりする猿役の演技が印象的である。その際かけられる「ちゃあ」という掛声によって、芝むくりは「ちゃあ」ともよばれている。丹後に広く流布した笹ばやしの一つであるが、笹ばやしに伴った棒振芸が特異な展開をみせたものであり、民俗芸能として貴重である。
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更新日:2018年03月27日