デジタルミュージアムF50大山の刀踊

大山の刀踊

おおやまのかたなおどり

大山の刀踊りの様子の写真

大山の刀踊 京都府登録文化財

丹後町大山の志布比神社(しふひじんじゃ)の祭礼(十月第二日曜日)に刀踊が奉納されている。踊は、シンパチ一人、棒振二人、刀踊大勢(年により増減)、キヤーモチカキ四人、囃子方(はやしかた)は太鼓打ち二人、太鼓持ち二人、歌うたい二人で構成される。キヤーモチカキは年少の四人が当たる。キヤーモチカキのキヤーモチとはこの地方で草餅のことをいう。これは本来「踊り子」役で、古くはカンコ等を打っていたものと思われる。装束はいずれも餅の着物に襷(たすき)がけ、シンパチと棒振のみタッツケをはく。
現在神社での祭礼では「宝踊」「露の踊」「潮汲み踊」の三曲を踊り、その後神輿とともにお旅所に移動して二曲踊り奉納は終了する。丹後には、花踊や笹ばやしと呼ばれる風流小歌踊(ふりゅうこうたおどり)が広く分布する。大山の刀踊もこうした小歌踊に属する。踊そのものは、さらにそれを遡る中世末期の囃子物と呼ばれた踊の様式を今日に伝えるものと思われるもので、大変価値が高く貴重である。

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更新日:2018年03月27日