デジタルミュージアムF52甲坂の三番叟

甲坂の三番叟

こうざかのさんばそう

甲坂の三番叟の様子の写真

甲坂の三番叟 京都府登録文化財

この三番叟は、甲坂地区の氏神山本神社の秋祭に奉納される芸能である。奉納は社殿に向って建つ常設の舞台で行われる。三番叟は、一番叟・二番叟・三番叟とよぶ舞方三人、本笛・影笛・小鼓・大鼓・影打と称する座方五人、及び警固数人で行われる。舞方は少年(小・中学生)、座方は若い戸主、警固は年寄の役とされ、詞章その他基本的芸態は能の翁に同じであり、一番叟は千歳、二番叟は翁、三番叟は揉の段・問答・鈴の段(黒式尉)に相当の次第を舞う。ただし、舞方三人がともに扮飾化粧をし、囃子に拍子木が加わるなど、歌舞伎色も濃厚である。こうした三番叟は丹後半島一帯にかなり広く行われたが、甲坂の三番叟は栃谷などとならぶ現存する数少ない伝承の一つであり、民俗芸能として貴重である。

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会事務局 文化財保護課
〒629-2501
京都府京丹後市大宮町口大野226番地(大宮庁舎)
電話番号:0772-69-0640 ファックス:0772-68-9061
お問い合わせフォーム

更新日:2018年03月27日