デジタルミュージアムF58神谷神社環境保全地区

神谷神社環境保全地区

かみたにじんじゃかんきょうほぜんちく

神谷神社環境保全地区の写真

神谷神社文化財環境保全地区 京都府文化財環境保全地区

当社は久美浜湾を北に臨む久美浜町南西部に鎮座し、通称「太刀宮」という。本殿は天明一年(1781年)の建立で、桁行二間、梁行二間、向拝一間、入母屋造、妻入という丹後半島では他に例のない建物である。本殿は南西に面し、本殿とは垂直に南東にのびる参道は水田のなかを100メートルほどの松並木になる。境内には、もと久美浜の氏神であったという寒川神社をはじめ多くの祠がある。本殿左方の山麓には、小振りではあるものの軽快なつくりの末社八幡神社本殿が建ち、更に巨岩がいくつもむきだしになり、さながら「いわくら」の様相を呈している。この山麓はシイ・カシ等の常緑広葉樹林で、特にシイの自然林は貴重である。

(神谷神社所有)

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更新日:2018年03月27日