デジタルミュージアムK11史跡神明山古墳
史跡神明山古墳
しせきしんめいやまこふん
神明山古墳は丹後町宮小字家の上に位置する日本海側で最大級の前方後円墳である。墳丘は全長190メートルを測る。墳丘は3段築成からななり、外部施設として河原石による葺石や丹後型円筒埴輪が認められる。出土品として比較的柔らかい滑石で、盆・柑・枕を形どった石製模造品や蓋(きぬがさ)や家形の形象埴輪の破片も多数発見されている。その中で埴輪の表面にへらで絵を描いたものがあり舟と舟をこぐ人物が表わされている。採集されたこれらの遺物などより推定される古墳の築造時期は古墳時代中期、5世紀と推定される。
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更新日:2022年03月10日