デジタルミュージアムK13史跡函石浜遺物包含地
史跡函石浜遺物包含地
しせきはこいしはまいぶつほうがんち
函石浜遺跡(はこいしはまいせき)は、東西1キロメートル面積約25ヘクタールであり、区域ごとに出土遺物に差異が認められる。特筆すべきことは、中国『新』王朝(西暦8年~24年)に『王莽』(おうもう)が作った通貨、『貨泉』(かせん)が発見されていることである。この発見により国史跡指定となった。京都府史跡勝地調査会報告によると石鏃(せきぞく)、縄文土器、石剣、勾玉、管玉、貝塚などの出土が記載されている。現在、海浜沿いは、砂丘状態で厳しい自然環境であるために海浜自然植生が見られ、内陸に入るにつれてクロマツ、ハイネズの自然植生に、人工的に防砂林として植林されたアカシアの林がひろがっている。
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更新日:2018年03月27日