デジタルミュージアムC48縁城寺縁起

縁城寺縁起

えんじょうじえんぎ

縁城寺縁起の写真

紙本墨書縁城寺縁起 京丹後市指定文化財

縁城寺には真名本(まなほん)と仮名本(かなほん)の両巻の縁起が伝わる。両巻とも奥書はないが、ともに同一筆者の手になり、仮名本は真名本をそのまま仮名書きしたものである。室町時代後期の筆になるものとみられ、縁城寺本尊にまつわる観音信仰を伝えた縁起として注目される。縁起によると、縁城寺は養老元年に来朝した善無畏の開基で、その後、弘法大師が当山に下向して発信貴山の山号を附し、一条院御宇に観音殊勝の霊地として再興になったとある。本尊千手観音菩薩立像(重要文化財)が十一世紀頃の作品であることより考えれば、少なくとも平安時代後期には丹後の観音霊場として世俗の崇敬を集めていたと思われる。

(縁城寺所有)

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更新日:2018年03月27日