デジタルミュージアムC50神明山経塚銅鏡
神明山経塚銅鏡
しんめいやまきょうづかどうきょう
この銅鏡は、神明山経塚(しんめいやまきょうづか)から出土したもので、背面の文様から「藤山吹双鳥鏡」(ふじやまぶきそうちょうきょう)「網代垣山吹双鳥鏡」(あじろがきやまぶきそうちょうきょう)と呼ばれる。鏡の表面には、毛彫(けぼり)の仏像が表されているが、鏡は本来神のよりしろとされるものであり、それに仏像を刻むのは、明らかに神仏習合思想(しんぶつしゅうごうしそう)に基づくものである。また、こうした傾向は、やがて懸仏(かけぼとけ)へと発展するものである。
(竹野神社所有・丹後郷土資料館寄託)
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更新日:2018年03月27日