デジタルミュージアムC52木橋区鰐口
木橋区鰐口
きばしくわにぐち
鰐口(わにぐち)とは、鳴り物に属する仏具の一つで、打ちならす太い緒を垂らし、礼拝の時にその緒を振って打ち鳴らすものである。木橋地内出土といわれるこの銅製鰐口には、両面に刻銘が残り、それによると、宝徳二年(1450年)に藤原家次という人物が十王堂(所在地不明)に奉納し、約五十年後の永正五年(1508年)、河守(こうもり)(現在の大江町か?)の天神社に、花田女という者が奉納したという旨が記されている。
(木橋区所有・丹後郷土資料館寄託)
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更新日:2018年03月27日