デジタルミュージアムC53十三仏石塔
十三仏石塔
じゅうさんぶつせきとう
安山岩製( あんざんがんせい)。塔上部に梵字(ぼんじ)で死後の法要を表す十三の仏を、下部に享禄四年(1531年)七月十九日の銘と六人の名が記されている。高さ2メートルという、この種のものとしては稀にみる大きさである。戦国時代という乱世には、死後の法要を生存中に行えばその功徳がすべて自分のものになるという「逆修」(ぎょくしゅう)と呼ばれる風習が盛んに行われ、これもそうした民間伝承の優れた遺品の一つである。
(福昌寺所有)
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更新日:2018年03月27日