デジタルミュージアムC58立石大逆修塔
立石大逆修塔
たていしだいぎゃくしゅうとう
大宮町森本小字立石、通称石の峠の山麓にあり、高さ3メートル60センチメートル、幅2メートル、厚さ90センチメートルの石の巨塔で丹後一の大逆修納経塚の結願塔といわれる。文字は殆ど磨滅して読めないが、中央に「十万至霊三界?各々等」、右側に「願主小谷対馬守」及び「干時永禄七甲子二月二十六日」とあるのが判読できる。逆修塔は死後の冥福を祈って生前予め佛事供養をして塔を建てたもので、「妙春河辺小谷若狭守後室逆修」等見える。願主小谷対馬守は「峰山旧記」等によれば、河辺から大谷へ通ずる道の傍に「御城が谷」があり、永禄7年(1564)頃そこの城主であったという。
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更新日:2018年03月27日