デジタルミュージアムC63復元岡1号墳
復元岡1号墳
ふくげんおか1ごうふん
町内最大の横穴式石室(全長10.8メートル)を持つ7世紀初め頃の円墳で、昭和28年、新樋越川(しんひごしがわ)開削工事の時に砂丘の中から発見され調査された。横穴式石室の中には、6体の人骨とともに、金銅装(こんどうそう)の環頭大刀(かんとうたち)をはじめ勾玉(まがたま)などの玉類や須恵器など豊富な副葬品が出土した。また、馬の前脚の骨が人骨の前の石の上に置かれており、肉のついた脚片を供えたものではないかと考えられ、全国的にも大変珍しい例といえる。現在は、元の位置から200メートル東の離湖畔に復元移築されている。
- この記事に関するお問い合わせ先
-
教育委員会事務局 文化財保存活用課
〒629-2501
京都府京丹後市大宮町口大野226番地(大宮庁舎)
電話番号:0772-69-0640 ファックス:0772-68-9061
お問い合わせフォーム
更新日:2018年03月27日