デジタルミュージアムC66片山古墳
片山古墳
かたやまこふん
こうもりの穴・本塚ともいう。ほぼ南に開口する横穴式石室墳で、現在封土は失われ天井石が露出している。内部にはかなりの土砂が流入し、玄室は現状で長さ6.55メートル、巾2.5メートル高さ1.8メートルで、丹後でも規模の大きい石室である。天井石は砂れき岩の巨石2個(長さ3.95メートル 、2.25メートル)を用い、大きい方は家型を呈す。出土品は知られていないが、東北を史跡産土山古墳(しせきうぶすなやま)に接し、またその規模からみても重要な古墳といえよう。
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更新日:2018年03月27日