デジタルミュージアムC68上山寺歴史環境保全地区
上山寺歴史環境保全地区
じょうさんじれきしかんきょうほぜんちく
上山寺は、丹後でも最も古い由緒を誇る古寺の一つで、伝えられる縁起によれば、開山は隠岐の佐々木氏・明法上人で時に天応元年(781年)のことといわれる。また一説には役行者が修験道場として草庵を結んだのが始まりともいう。当寺に残る文化財は、本尊十一面観音像のほか、宝篋印塔・五輪塔など多数の石塔・石仏がある。現境内地にその代表例は集中しているが、付近に散在するかつて28坊といわれた坊跡や門跡とつたえられる地にもまた優れた石造品が数多い。いずれにせよ上山寺は、丹後を代表する古寺である。
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更新日:2018年03月27日